昨日はたいしたことのなかった雪、夜の間にまた降り始めて、朝になってみると10cmほどは積もり、まだじゃんじゃん降っている。
県外から車で来たお客さんはノーマルタイヤなので動けなくなり、急きょもう1泊する人もいるとか。
そんな中、宿の傘と長靴を借り
この袋にタオルを入れて今日も外湯巡りに出発。
湿った積雪では長靴以外は無理。
坂道を恐る恐る降りていくとこんな洗濯場があった。
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これはお風呂にしてもいいのでないかと思うほどしっかりした設備。
この近くにあるのが「熊の手洗湯」。
脱衣棚の前に2つに仕切られた浴槽があり、あつ湯、ぬる湯となっている。
ぬる湯の方に足をつけてみると、体が冷えていたために始めは熱く感じたが、慣れればなるほど適温。加水なしで43℃ほどなので、野沢の中では確かに一番温度が低い。
含石膏‐食塩・硫黄泉のお湯は透明だが深緑色。ゆっくり浸かれて気持ちいい~。
温泉のおかげで体はぽかぽか、雪の中を歩いても寒さを感じることなく、次はバス通り沿いにある「横落(よこち)の湯」へ。
交差点のすぐ脇にあるのだが、ほかの外湯とは建物の趣が全く違い、まるで小料理屋のよう。しかも温泉は薄暗い半地下になっているのであやうく見逃しそうになった。
ここは脱衣場と浴室の間にガラス仕切りがあり、浴槽は珍しい丸型。3,4人でいっぱいになりそうだが、こちらの含石膏‐食塩・硫黄泉は無色透明。白い湯花が少し見え、硫黄とともにちょっと薬臭いようなにおいがする。入れ違いに出て行った先客がだいぶ加水したらしく、おかげでしっかり浸かれる湯温。外を通る車の音は聞こえるが、きれいでなかなかいい。
外湯に2つ入ったところで時間はお昼。あまりおなかも空かないが、一息入れるためにカフェにでも入りたい。が、閑散期で天気も悪いためか開いている店がほとんどなく、うろうろしたあげく、ここなら開いているだろうと「おぼろ月夜の館」へ。
文部省唱歌の作詞者、高野辰之博士の記念館だそうだが、失礼にも展示室は見ずに喫茶コーナーへ直行。
外の雪を見ながら温められた濃厚ガトーショコラをいただいた。
ガソリン補給がすんだら、また雪の中を歩いて「おぼろ月夜の館」の先にある「秋葉の湯」へ。
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なんだか田舎の小さな郵便局のようなたたずまい、ここは珍しく玄関を入った中にさらに男女別の入り口がある。
ここも浴室に仕切りのあるタイプ。中は窓が大きくて明るく、浴槽は7,8人は入れそうな大きさできれい。
先客の地元のおばちゃんが熱くないかと気遣ってくれたが、ここは熱い温泉に冷たい鉱泉を入れているそうで、「水道水じゃないからね」とおっしゃる含石膏‐食塩・硫黄泉は無色透明で湯花もほとんど見えない癖のないお湯。
外の大きな柿の木を眺めながらちょっと涼んで、すぐ次へ。
「おぼろ月夜の館」から下った突き当りにあるのは「十王堂の湯」。
お向かいに名前の由来の閻魔堂がある。
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こちらはまるで古いアパートのような外見。男湯は階段を上がった上にあり、女湯は道路に面した物置のような扉を開けるといきなり目の前が壁仕切り、左右どちらからも入れるようになっている。
例によって脱衣棚の前に仕切りはなく、浴槽は10人以上入れそうなほど大きい。
窓はあるがルーバーになっていて内部は薄暗く、他のお風呂のような高い天井の湯気抜きもない。
はじめは陰気くさいお風呂だと思ったが、湯花の舞う無色透明の含石膏‐食塩・硫黄泉は薬のようなにおいがして、他に誰もいなくてのびのび熱いお湯に浸かれたせいか、とても落ち着く。このお風呂は妙に気に入ってしまった。
外湯を4つ回ったところで時間は3時。
そろそろよかろうと野沢で2軒目の宿に向かった。
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県外から車で来たお客さんはノーマルタイヤなので動けなくなり、急きょもう1泊する人もいるとか。
そんな中、宿の傘と長靴を借り
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坂道を恐る恐る降りていくとこんな洗濯場があった。
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これはお風呂にしてもいいのでないかと思うほどしっかりした設備。
この近くにあるのが「熊の手洗湯」。
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脱衣棚の前に2つに仕切られた浴槽があり、あつ湯、ぬる湯となっている。
ぬる湯の方に足をつけてみると、体が冷えていたために始めは熱く感じたが、慣れればなるほど適温。加水なしで43℃ほどなので、野沢の中では確かに一番温度が低い。
含石膏‐食塩・硫黄泉のお湯は透明だが深緑色。ゆっくり浸かれて気持ちいい~。
温泉のおかげで体はぽかぽか、雪の中を歩いても寒さを感じることなく、次はバス通り沿いにある「横落(よこち)の湯」へ。
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ここは脱衣場と浴室の間にガラス仕切りがあり、浴槽は珍しい丸型。3,4人でいっぱいになりそうだが、こちらの含石膏‐食塩・硫黄泉は無色透明。白い湯花が少し見え、硫黄とともにちょっと薬臭いようなにおいがする。入れ違いに出て行った先客がだいぶ加水したらしく、おかげでしっかり浸かれる湯温。外を通る車の音は聞こえるが、きれいでなかなかいい。
外湯に2つ入ったところで時間はお昼。あまりおなかも空かないが、一息入れるためにカフェにでも入りたい。が、閑散期で天気も悪いためか開いている店がほとんどなく、うろうろしたあげく、ここなら開いているだろうと「おぼろ月夜の館」へ。
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文部省唱歌の作詞者、高野辰之博士の記念館だそうだが、失礼にも展示室は見ずに喫茶コーナーへ直行。
外の雪を見ながら温められた濃厚ガトーショコラをいただいた。
ガソリン補給がすんだら、また雪の中を歩いて「おぼろ月夜の館」の先にある「秋葉の湯」へ。
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なんだか田舎の小さな郵便局のようなたたずまい、ここは珍しく玄関を入った中にさらに男女別の入り口がある。
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ここも浴室に仕切りのあるタイプ。中は窓が大きくて明るく、浴槽は7,8人は入れそうな大きさできれい。
先客の地元のおばちゃんが熱くないかと気遣ってくれたが、ここは熱い温泉に冷たい鉱泉を入れているそうで、「水道水じゃないからね」とおっしゃる含石膏‐食塩・硫黄泉は無色透明で湯花もほとんど見えない癖のないお湯。
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「おぼろ月夜の館」から下った突き当りにあるのは「十王堂の湯」。
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お向かいに名前の由来の閻魔堂がある。
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こちらはまるで古いアパートのような外見。男湯は階段を上がった上にあり、女湯は道路に面した物置のような扉を開けるといきなり目の前が壁仕切り、左右どちらからも入れるようになっている。
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例によって脱衣棚の前に仕切りはなく、浴槽は10人以上入れそうなほど大きい。
窓はあるがルーバーになっていて内部は薄暗く、他のお風呂のような高い天井の湯気抜きもない。
はじめは陰気くさいお風呂だと思ったが、湯花の舞う無色透明の含石膏‐食塩・硫黄泉は薬のようなにおいがして、他に誰もいなくてのびのび熱いお湯に浸かれたせいか、とても落ち着く。このお風呂は妙に気に入ってしまった。
外湯を4つ回ったところで時間は3時。
そろそろよかろうと野沢で2軒目の宿に向かった。
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