Luntaの小さい旅、大きい旅

ちょっとそこからヒマラヤの奥地まで

北イタリアの旅 4 ボローニャの宿

2014-11-19 17:48:55 | ヨーロッパ
10月30日 続き

車で横付けしてもらったのはこれから4泊お世話になる Residenza Ariosto
少し長めの滞在なので、今回はキッチン付きアパートメントを選んでみた。

  
旧市街の大通りからは細い横道に入ったところにあるごく普通の建物。入口に小さな看板があるが、部屋のブザーを押すとオーナーが迎えに降りて来てくれた。大きな荷物はものすごく遅いエレベーターに乗せて、階段を2階に上がればアパートの入り口。 
  とても小さなフロントデスクの先に長い廊下が伸び、部屋は全部で6つあるがそのうち一つにはオーナー一家が住んでいるのでなにかあればすぐに来てもらえる。

今回は4人旅なので2人づつに分かれて宿泊。自分が宿泊した部屋は1ベッドルームのお部屋。
 
扉を開けるとダイニングキッチン。棚の中には鍋釜や食器類はもちろん、洗剤や調味料まで揃っていて、先日の東北の自炊宿に比べてずっと充実している。
 
壁一面に収納のあるベッドルーム。ベッドがくっついていたので「ツインのはず」と言うと、翌日にはちゃんと離してベッドメイクをしてくれた。
 
バスタブはないが広いバスルームには洗濯機まで完備され、熱いお湯がしっかり出て設備はパーフェクト。
窓は細い路地に面しているので夜うるさいこともない。

案内してくれたオーナー氏は英語でテキパキとWiFiの説明をし、地図に近所のおすすめレストランを書き込んでくれた。
しかし昼食を食べ終わったのが午後3時、生ハムをたらふく食べたので、今夜はもうレストランに行く余力はない。

そこで一通り荷物を片付けてからお惣菜を買いに外へ。
 10分もかからずに着いたのは老舗惣菜店のタンブリーニ。
 
ショーウィンドウには魅惑的な食材がぎっしり。
 
 
広くはない店内には本場ボローニャ・ソーセージ、モルタデッラはもちろん、豚足までぶら下がっている。

ここで食べたいものをいくつか仕入れ、その先の市場通りをちょっとお散歩。
もう8時を過ぎていたのでほとんどの店は閉まってしまったが
 
唯一開いていた八百屋さんの店先にはイタリアらしい野菜類がきれいに並べられておいしそう。

トリノ発祥でいまや日本にも支店のあるイータリーのボローニャ店は3階まである大きな建物だが
 
本屋と食材店、バーやレストランが同居した不思議な店。
本も料理関係ばかりではなく、児童書の棚の隣にはパスタの棚があったりする。

 ボローニャのシンボルである双子の斜塔を見上げつつ宿に戻り
 気楽なテイクアウト・ディナー。
これもまた楽し。


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コメント (6)
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