Luntaの小さい旅、大きい旅

ちょっとそこからヒマラヤの奥地まで

初めてのマカッサル

2015-03-04 03:01:44 | 東南アジア
スラバヤから移動のためジュアンダ空港へ。
この空港、ターミナルが2つあるのだが、去年の春にできたターミナル2はターミナル1となんと10キロも離れているのでどちらに行くのか要注意。

今回使用するガルーダはターミナル2なので市内から小一時間。
 
お土産売り場も充実した新ターミナルはジャカルタの空港より広々としてきれい。

スラバヤから次に向かう先はマカッサル。
この地名を聞いてもピンとこなかったが、旧名がウジュン・パンダンと聞けば聞き覚えがある。
スラバヤの北、スラウェジ島で一番大きな町だそうな。

乗り込んだのは鉛筆のように細長いボンバルディアCRJ1000。
 
あまりおいしくないパンと、スポンジのような不思議な食感のお菓子をつまんでいるうちに海岸線が見えてきて
 1時間ちょっとでマカッサル到着。

 
マカッサル空港は思ったよりずっと大きな空港で飛行機もたくさん見えるが、小さなボンバルディアは空港の端に置き止めされてターミナルが遠い。

空港から市内中心までは車で30分ほど。
町一番と称するアストン・ホテルから外に出れば
 
ヒョウもいる公園では週末の朝には大勢の人がにぎやかな音楽に合わせて踊っている。

こちらは町一番の目抜き通り。
 
ここを渡ろうとしたら警察官に止められ、やがて目の前をたくさんのパトカーやら白バイに囲まれた黒塗りの車が何台も通って行った。
この町は副大統領の出身地だそうなので多分その人が通ったのだろう。この道がこんなにきれいなのもおそらく副大統領のおかげ。
ただし普段この道を横断するのは信号がろくにないので命がけだ。

市内にはそれなりにビルも建っているが、ちょっと路地に入ればこんなカラフルな建物があったり
  
 
今は博物館になっている洋館があったり。この町は17世紀から第二次大戦までオランダ領だったので教会も多い。

さらに貿易港として栄えたので中華街もあり、
 
思いっきり中国風なお寺も出現するが、門の中はいきなり駐車場だったりする。

 
街中では南国らしい果物が売られ
 ずらりと飲み物屋台の並ぶ一角にはココナッツがゴロゴロ。

この屋台の先にあるのはマカッサルでほとんど唯一の観光スポット、ロッテルダム要塞。
 
この門を入ったすぐの受付で名前や職業を記帳し、任意の寄付金を支払って入場する。

この要塞は元はこの地方を治めていたゴワ王国の王様が造ったが、17世紀にオランダ人が征服して
 この模型のように中にオランダ風の建物を建てた。
 
中央には教会、両サイドの細長い建物は兵舎だったのだろうか。
 
オランダ風の建物はかわいいが、ほとんどは役所か何かに使われていて入れない。

ただ両サイドの細長い建物2つは博物館になっていて、これは別途入場料が10,000ルピア(100円)必要。
 門から入って左手の建物の方は大した展示はないが
 
右手の方はちょっとおもしろくて
 
タナ・トラジャの人形とか、動物型棺の模型とか
 他に誰も来ない薄暗い展示室でじっくり見学できる。

博物館内にはいなかったが、外の敷地内には中学生の遠足の一団がいっぱい。
 
白い頭巾姿の女の子たちがかわいい。

 要塞を出て海の方へ行くと船着き場があった。

この小さなボートでどこまで渡るのか。

 
さらに海沿いの遊歩道を行くと夕陽の観光スポットがあるが
 残念ながら天気の悪い日では美しくない海は一層どんより。

マカッサルの観光はこんなもん。


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コメント (2)
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