Luntaの小さい旅、大きい旅

ちょっとそこからヒマラヤの奥地まで

江戸東京たてもの園で写真教室

2015-03-29 19:58:09 | 国内旅行
去年の南極旅行を機に初めてミラーレス一眼のカメラを買った。

以来基本的な撮影の仕方は覚えたものの、いまだあまりパッとした写真が撮れない。
センスの問題とは重々承知しているが、もうちょっとなんとかならんものかとカメラメーカー主催の撮影教室に参加してみた。

集合は武蔵小金井の駅からバスで5分の小金井公園内、江戸東京たてもの園の前。
 
朝の10時には素敵な青空、園内の桜はまだ3分咲きだが、早くもシートを広げて花見の宴会を始めようと言う人たちがいる。

本日の教室は女性限定ということで10名ほどの参加者、講師も女性のプロカメラマン。
簡単に説明を受けて、早速園内に入る。

まず向かったのは一本の枝垂桜が満開になっているお屋敷の前。
 
ここで撮影のコツなど聞きながら撮り始めるのだが、どうもいつもと変わり映えのしない写真しか撮れない。
そこで登場するのがメーカーの担当者。「最新のレンズをいろいろ揃えていますので試してみてくださ~い」ともちろんこのプロモーションが撮影会の目的なので、それではと単焦点レンズを借りてみる。
 使ってみればバックのボケ方が段違いなのだが、しかし慣れないと単焦点はむずかし~。

桜をひとしきり撮ったら後はしばらく自由行動。
 
明治時代の洋館があったり、昭和初期の写真館があったり。 
  
 
その奥には江戸時代の農家もあって、中ではボランティアさんが囲炉裏に火をおこしていたりする。

ここから東ゾーンと呼ばれる方に移動すると
 
主に昭和初期の商家が並ぶエリア。
   
お店の中には乾物やら酒瓶やらが並べられ
  
特に昭和10年ごろの様子を再現していると言う荒物屋さんは楽しい。
 
他にも文房具屋さんがあったり、旅館があったり
  
昭和45年ごろの再現と言う居酒屋は今こそ受けそうなたたずまいだ。

 
こちらはいかにも東京な銭湯。
 
カランの上のタイル絵はサルカニ合戦や舌切り雀などの昔話なのがかわいく
 
このカゴが懐かし~。

 
100年前の交番にはその当時の制服を着たお巡りさん。
  
他にも都電やらボンネットバスやらちゃぶ台やら、ここは年寄りには楽しいぞ。

と好き勝手に写真を撮りまくって、最後は各自一枚づつ好きな写真を選び、先生から講評。
被写体の選び方や撮り方がみんなそれぞれなのが面白く、結構フィルターやらカメラのアートモードやら機能を使っている人も多くて、人の写真を見るのが一番勉強になるかも。

結局講師の先生のことなど忘れていたのでアドバイスもろくに受けなかったが、3時間の撮影教室は楽しかった。

終了後は園内の食事処で武蔵野うどん。
 
ここのうどんはあまりコシが強くなく太くもないが、かつおだしがよく効いてあっさりおいしくいただく。

  
園内には桜以外にもいろいろな花が咲いていて、もうすっかり春。

たてもの園を出る頃には朝の青空がすっかり曇ってしまったが
 暖かかったせいか、朝よりも明らかに桜の開花がすすんでいる。

小金井公園の中にはソメイヨシノ以外の桜もたくさん植わっているので
  
 
陽光や山桜
 
寒緋桜など愛でながら出口へ向かう。

 来週末にはここも満開になるだろう。 


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コメント (6)
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