2015年4月29日から5月8日 コーカサス3か国周遊
4月29日
久しぶりに使用するおなじみS社のツアー、早朝7時に成田集合、東京からは8名、大阪・名古屋からは7名の総勢15名、自分と友人、母子で参加のもう1組を除いては皆さん一人参加なのはいつもの通り、男性6名はツアーにしては男性比率が高い。
成田からまずはソウル仁川空港へ満席のアシアナ航空で。
叉焼ご飯を食べながらすぐに映画を見始めるも、2時間半の飛行時間では2時間強の映画をおしまいまで見られない。
ハン・ソッキュが宮廷の衣装係の長を務める「The Royal Tailor」と言う映画、おもしろかったのにラスト推定10分を残して時間切れ。くやし~。
2時間の乗り継ぎはあっという間で、次はモスクワ行きに搭乗。
便名はSUとアエロフロートだが、ラッキーなことに大韓航空とのコードシェア便。
飲み物にはちゃんとナッツが付くし
大韓航空となればもちろんビビンバを食べなければならない。今回は春らしい青菜がいっぱいのビビンバ、やっぱり最高の機内食だと思う。
こちらの機内には残念ながら先の韓国映画はなくて、しかたがないので「博士と彼女のセオリー The Theory of Everything」を選択。主演のエディ・レッドメインがスティーブン・ホーキングを演じた映画だが、徐々に体が動かなくなるところ、動けなくなってからも目で感情を表すところなど、アカデミー主演男優賞は妥当だと思わせる。イギリス人俳優は本当に芝居がうまい。
映画のストーリーはホーキング博士の最初の奥さんの自伝が元になっていて、覚悟しつつ病気の進む博士と結婚した女性の喜びと苦悩が品よく描かれる。もちろん現実はもっとドロドロしたものもあっただろうが、まだ存命中の人の映画としてはこれぐらいの描写で十分だと思う。
他に見たいものもなく、本を読んだりウトウトしたりしているうちに2回目の食事。
牛肉と豆腐の牡蠣油炒めはいかにも機内食の味、フルーツの梨がシャリシャリとみずみずしくておいしい。
韓国では一年中梨が使われるが、保存技術がよほどいいのだろうか。
やがて見えてきたモスクワ郊外の景色。
なにやら画一的なアパートばかりが並んであまり魅力的ではない。
9時間半のフライトで定刻通りモスクワ、シェレメチェボ空港に到着。
最初に到着したターミナルDは天井が低くていかにも古そうな建物。
そして乗り継ぎ便の出発するターミナルFまではなんと23分かかるとある。
添乗員に先導されてテクテクと歩いて行くと
途中のターミナルEは広々と明るいけれど
ターミナルFは狭い通路の両脇にびっしり店が並び、座るところもほとんどない。
さて、これから次の出発までは7時間もある。
他の国であれば入国して街歩きの一つもしたいところだが、ロシアではビザが必要なのでそれもできない。
幸いにして今回は友人と一緒なので、広い空港の端から端まで見て歩くことにする。
土産物屋でまず目立つのはロシアと言えば、のマトリューシカ。
政治家物のマトリューシカもあるがこれは米露対決のチェスのセット。
免税店にはアルコール類がふんだんに並び
これはなんと4.5ℓ入りのウィスキーの大びん。
他のブランドもこのサイズがいくつも並び、しかも他のものが異常に高いのに比べてこのサイズで1万円ほどとやけに安い。ロシア人、いったいどれだけ飲むんだか。
しかしこの空港で一番目立つのはこのお方。
国家英雄ガガーリンもかすむプーチンTシャツのオンパレード。
さらにこんなものまで発見。
プーチンTシャツと携帯カバーの自販機!
リビアのカダフィ・グッズもこれには負ける。
が、さすがにプーチンTシャツは着る気にならないので
こちらにしておいた。26ドルもしたけど。
広い空港を時間をかけて一巡りした後はターミナルEのこぎれいなカフェで一休み。
ケーキとハーブティーを頼んだらこれが思いのほかおいしかったので
ロシアの水餃子、ペリメニも追加。
溶かしバターがたっぷりかかっていたがこれまたしっかりした味付けでおいしくて、これなら将来ロシア旅行もありかもしれない。
友人とおしゃべりしているうちに意外にも早く時間が経って、日付が変わったところでようやくモスクワを出発。
今度こそは正真正銘のアエロフロートでアゼルバイジャンのバクーへ。
アエロフロートに乗るのは実は初めてなのだが
鮮やかなスッチーの制服、レトロな帽子がいかしている。
モニターのない座席も夜中に3時間のフライトでは気になることもなく
飲み物につまみはつかないし、わけわからん肉の煮込みの機内食もアメリカの航空会社並みだけれど思ったほど悪くはない。
そして朝の5時、ようやく定刻通りバクーのヘイダル・アリエフ国際空港に到着。
2年前にできたばかりという国際線ターミナルは大きくてピカピカ。
まだ真っ暗な外に出ると
前方の光り輝くパビリオンは国内線ターミナルだって。
さすが石油成金の国、ここまで長い道のりだったがこの先に期待してワクワクする。
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4月29日
久しぶりに使用するおなじみS社のツアー、早朝7時に成田集合、東京からは8名、大阪・名古屋からは7名の総勢15名、自分と友人、母子で参加のもう1組を除いては皆さん一人参加なのはいつもの通り、男性6名はツアーにしては男性比率が高い。
成田からまずはソウル仁川空港へ満席のアシアナ航空で。
叉焼ご飯を食べながらすぐに映画を見始めるも、2時間半の飛行時間では2時間強の映画をおしまいまで見られない。
ハン・ソッキュが宮廷の衣装係の長を務める「The Royal Tailor」と言う映画、おもしろかったのにラスト推定10分を残して時間切れ。くやし~。
2時間の乗り継ぎはあっという間で、次はモスクワ行きに搭乗。
便名はSUとアエロフロートだが、ラッキーなことに大韓航空とのコードシェア便。
飲み物にはちゃんとナッツが付くし
大韓航空となればもちろんビビンバを食べなければならない。今回は春らしい青菜がいっぱいのビビンバ、やっぱり最高の機内食だと思う。
こちらの機内には残念ながら先の韓国映画はなくて、しかたがないので「博士と彼女のセオリー The Theory of Everything」を選択。主演のエディ・レッドメインがスティーブン・ホーキングを演じた映画だが、徐々に体が動かなくなるところ、動けなくなってからも目で感情を表すところなど、アカデミー主演男優賞は妥当だと思わせる。イギリス人俳優は本当に芝居がうまい。
映画のストーリーはホーキング博士の最初の奥さんの自伝が元になっていて、覚悟しつつ病気の進む博士と結婚した女性の喜びと苦悩が品よく描かれる。もちろん現実はもっとドロドロしたものもあっただろうが、まだ存命中の人の映画としてはこれぐらいの描写で十分だと思う。
他に見たいものもなく、本を読んだりウトウトしたりしているうちに2回目の食事。
牛肉と豆腐の牡蠣油炒めはいかにも機内食の味、フルーツの梨がシャリシャリとみずみずしくておいしい。
韓国では一年中梨が使われるが、保存技術がよほどいいのだろうか。
やがて見えてきたモスクワ郊外の景色。
なにやら画一的なアパートばかりが並んであまり魅力的ではない。
9時間半のフライトで定刻通りモスクワ、シェレメチェボ空港に到着。
最初に到着したターミナルDは天井が低くていかにも古そうな建物。
そして乗り継ぎ便の出発するターミナルFまではなんと23分かかるとある。
添乗員に先導されてテクテクと歩いて行くと
途中のターミナルEは広々と明るいけれど
ターミナルFは狭い通路の両脇にびっしり店が並び、座るところもほとんどない。
さて、これから次の出発までは7時間もある。
他の国であれば入国して街歩きの一つもしたいところだが、ロシアではビザが必要なのでそれもできない。
幸いにして今回は友人と一緒なので、広い空港の端から端まで見て歩くことにする。
土産物屋でまず目立つのはロシアと言えば、のマトリューシカ。
政治家物のマトリューシカもあるがこれは米露対決のチェスのセット。
免税店にはアルコール類がふんだんに並び
これはなんと4.5ℓ入りのウィスキーの大びん。
他のブランドもこのサイズがいくつも並び、しかも他のものが異常に高いのに比べてこのサイズで1万円ほどとやけに安い。ロシア人、いったいどれだけ飲むんだか。
しかしこの空港で一番目立つのはこのお方。
国家英雄ガガーリンもかすむプーチンTシャツのオンパレード。
さらにこんなものまで発見。
プーチンTシャツと携帯カバーの自販機!
リビアのカダフィ・グッズもこれには負ける。
が、さすがにプーチンTシャツは着る気にならないので
こちらにしておいた。26ドルもしたけど。
広い空港を時間をかけて一巡りした後はターミナルEのこぎれいなカフェで一休み。
ケーキとハーブティーを頼んだらこれが思いのほかおいしかったので
ロシアの水餃子、ペリメニも追加。
溶かしバターがたっぷりかかっていたがこれまたしっかりした味付けでおいしくて、これなら将来ロシア旅行もありかもしれない。
友人とおしゃべりしているうちに意外にも早く時間が経って、日付が変わったところでようやくモスクワを出発。
今度こそは正真正銘のアエロフロートでアゼルバイジャンのバクーへ。
アエロフロートに乗るのは実は初めてなのだが
鮮やかなスッチーの制服、レトロな帽子がいかしている。
モニターのない座席も夜中に3時間のフライトでは気になることもなく
飲み物につまみはつかないし、わけわからん肉の煮込みの機内食もアメリカの航空会社並みだけれど思ったほど悪くはない。
そして朝の5時、ようやく定刻通りバクーのヘイダル・アリエフ国際空港に到着。
2年前にできたばかりという国際線ターミナルは大きくてピカピカ。
まだ真っ暗な外に出ると
前方の光り輝くパビリオンは国内線ターミナルだって。
さすが石油成金の国、ここまで長い道のりだったがこの先に期待してワクワクする。
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