Luntaの小さい旅、大きい旅

ちょっとそこからヒマラヤの奥地まで

アンダルシアの旅 11 アルハンブラの朝

2017-08-07 18:16:14 | ヨーロッパ
5月8日

朝7時半、扉が開くのを待って朝食会場に一番乗り。

  
 
さすが高級パラドールだけあって品数豊富、朝からがっつり食べさせていただく。

さて、一番に食事をさせてもらったのはアルハンブラの中でも時間指定が必要なナスル宮をこれまた朝一番の8時半から予約しているため。

そこで早めにホテルを出て、徒歩5分で入場口へ。
 
お向かいのアルバイシンを眺めながら待つうち後ろには列ができ始めたが、我々は2番のポジションをゲット。
 
時間ぴったりに開いたゲートを通って早速中へ。

 
まず入ったメスアール宮で早速タイルに目が行ってしまうが、ここでぐずぐずしていてはいけない。
後からどんどん人が来るので先に進まねば。

と通路を抜けると
 
うれしや、アラヤネスの中庭にはまだ人がいない。

浮かれてタイルや柱などしつこく写真を撮っていたらガイドに先導された団体もどんどんやってきて
  
コマレス宮に入る頃には周り中人でいっぱいになってしまった。
しかしこの宮殿、壁から天井から窓から、繊細な細工だらけでたまらん。

そして有名なライオンの中庭。周りを囲む細い柱が美しいが
  
 ライオンは犬か猫にしか見えない。

 
二姉妹の間の天井やらリンダラハのバルコニーやら、有名なところはもちろん見事だが、この宮殿はとにかく細部の装飾が偏執的なまでにすごい。それでいて全体の統一が取れていて、決して装飾過剰に感じさせず、洗練されているところが素晴らしい。

というわけで、オタクのためのタイルや木彫装飾の数々はこちら↓


宮殿を堪能しつつ進むうち、こんな渡り廊下に出た。
 
ここからの眺めがすばらしくて

思わず「これは素晴らしい」と声を上げたら、隣のスペイン人のお兄さんに「素晴らしいでしょ」と日本語で返された。ガイドさんだったのかな。

 
こじんまりした中庭を過ぎて
 
パルタル庭園へ。
 
花がいっぱいの庭園には園丁も大勢いて、この庭の維持も大変そう。
 それにしても今日は雲一つない晴天で、外は暑い!

 アルハンブラ内に宿を取ったのはまさにこのため、一度部屋に戻って休もう。 

 
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コメント (4)
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