5月9日 続き
マラガでは町を歩くこともなく、15時発のAlsa社のバスに乗車。
これから向かうセビリアには鉄道という手もあるが、所要時間はほぼ同じで鉄道だと40ユーロ、バスなら6ユーロなのだからここは当然バス。
マラガを出てほどなく岩山を越えると、後は平地にオリーブ畑などが続く。
やがてセビリアに近づくにつれて一面黄色い畑が見えだしたので目を凝らすと
やっぱりひまわりだ。まだ早いので花の咲いた畑は少ないが、良く見れば周り中ひまわり畑で、これがすべて咲いたらさぞ見事だろうと想像する。
乗車2時間半で無事セビリアに到着。
さすがに大きなバス・ターミナル、ここからはすぐにタクシーを拾って予約してある宿へ。
予約してあったのはCentral Suites Puerta Jerezと言うアパート。
この建物1棟がすべて貸しアパートで、17時には閉まると聞いていたフロントにまだお兄さんがいてくれたのはラッキー。
しかも英語の堪能なこのお兄さん、アパートの説明はもちろん近所のレストランから観光情報まで、必要なことをテキパキとわかりやすく教えてくれて超有能。
さらにネット予約した方がいいと教えてくれたアルカサルのHPがすぐにスペイン語になってしまうので助けを求めると、PCでさっと予約してプリントアウトまでしてくれた。
ここまでどこのホテルのフロントも親切で有能だったし、タクシーの運転手さんたちも時間厳守で明朗会計。
いままで抱いていたスペイン人のイメージが今回で変わったかも。
カードキーをもらって3階の部屋に入ってみると
入ってすぐに居間とダイニングキッチン、奥に寝室があって
寝室の奥のバスルームもきれい。
大きなダイニングテーブルのあるキッチンに調味料はないが食器類はたくさん揃っていて
窓を開けると馬のひづめの音が聞こえ、アパートの前を観光馬車が通る。
さらに屋上のテラスにも出られるというので上がってみると
カテドラルの塔がばっちり見える。
それでは早速、と外に出てみると
ほんの5分でカテドラルとアルカサルの前の広場に出てしまったが、これらは明日のお楽しみ。
今日はお昼を手持ちのお菓子や果物で済ませてしまったのでお腹が空いている。
お兄さんおすすめのバルの内、一番近場でいいやと適当に入ると
ここはどうもビールが自慢のバルのよう。
小皿料理もないのでグリル野菜とイベリコ豚を頼んだが、どちらもオイリーでいまいち。ここは食事をする所ではなかったか。
食事は残念だったが、セビリアの夜にぜひとも行ってみたい所がある。
と言うわけで複雑に入り組んだセビリア旧市街を地図と首っ引きで歩いて行くと、出た!
ドイツ人建築家、ユルゲン・マイヤー設計の木造建築、メトロポル・パラソル。
1階には夜は閉まっている市場やレストラン、バーなどがあり、2階は広場。しかし上がれるはずの屋上への入り口がわからなくてうろうろと人に聞いたりしていると
アンティクアリウムという地下の博物館入口から入れるとやっと判明。わかりにくい!
入場料は3ユーロで、エレベーターに乗って上に上がると
複雑にうねった屋根の上を通路が伸びてまるでジェットコースターのよう。
その向こうに落ち着いた旧市街の夜景が広がり、カテドラルのライトアップもしっかり見える。
アパートのお兄さんは「セビリア人はパラソルは嫌いだ。周りの景観と違和感がありすぎる」と言っていたけれど、このシュールな景色は一見の価値あり。
しかし見物客のほとんどが韓国人だったのは、ここが韓国のテレビででも紹介されたのだろうか。
エレベーターで下に降りるとパラソルの模型があって全体像がやっとわかる。
その向こうに広がるのはこれもローマ時代の遺跡だ。
すっかり暗くなった町をアパートに向かって歩く。
狭い小路には人影がなくて、友人と一緒で良かったと思うが
ちょっとした広場に出れば飲食店は夜の遅いスペイン人でいっぱい。
あの塔も明日登ろう。
←人気ブログランキングへ一票、お願いします。
マラガでは町を歩くこともなく、15時発のAlsa社のバスに乗車。
これから向かうセビリアには鉄道という手もあるが、所要時間はほぼ同じで鉄道だと40ユーロ、バスなら6ユーロなのだからここは当然バス。
マラガを出てほどなく岩山を越えると、後は平地にオリーブ畑などが続く。
やがてセビリアに近づくにつれて一面黄色い畑が見えだしたので目を凝らすと
やっぱりひまわりだ。まだ早いので花の咲いた畑は少ないが、良く見れば周り中ひまわり畑で、これがすべて咲いたらさぞ見事だろうと想像する。
乗車2時間半で無事セビリアに到着。
さすがに大きなバス・ターミナル、ここからはすぐにタクシーを拾って予約してある宿へ。
予約してあったのはCentral Suites Puerta Jerezと言うアパート。
この建物1棟がすべて貸しアパートで、17時には閉まると聞いていたフロントにまだお兄さんがいてくれたのはラッキー。
しかも英語の堪能なこのお兄さん、アパートの説明はもちろん近所のレストランから観光情報まで、必要なことをテキパキとわかりやすく教えてくれて超有能。
さらにネット予約した方がいいと教えてくれたアルカサルのHPがすぐにスペイン語になってしまうので助けを求めると、PCでさっと予約してプリントアウトまでしてくれた。
ここまでどこのホテルのフロントも親切で有能だったし、タクシーの運転手さんたちも時間厳守で明朗会計。
いままで抱いていたスペイン人のイメージが今回で変わったかも。
カードキーをもらって3階の部屋に入ってみると
入ってすぐに居間とダイニングキッチン、奥に寝室があって
寝室の奥のバスルームもきれい。
大きなダイニングテーブルのあるキッチンに調味料はないが食器類はたくさん揃っていて
窓を開けると馬のひづめの音が聞こえ、アパートの前を観光馬車が通る。
さらに屋上のテラスにも出られるというので上がってみると
カテドラルの塔がばっちり見える。
それでは早速、と外に出てみると
ほんの5分でカテドラルとアルカサルの前の広場に出てしまったが、これらは明日のお楽しみ。
今日はお昼を手持ちのお菓子や果物で済ませてしまったのでお腹が空いている。
お兄さんおすすめのバルの内、一番近場でいいやと適当に入ると
ここはどうもビールが自慢のバルのよう。
小皿料理もないのでグリル野菜とイベリコ豚を頼んだが、どちらもオイリーでいまいち。ここは食事をする所ではなかったか。
食事は残念だったが、セビリアの夜にぜひとも行ってみたい所がある。
と言うわけで複雑に入り組んだセビリア旧市街を地図と首っ引きで歩いて行くと、出た!
ドイツ人建築家、ユルゲン・マイヤー設計の木造建築、メトロポル・パラソル。
1階には夜は閉まっている市場やレストラン、バーなどがあり、2階は広場。しかし上がれるはずの屋上への入り口がわからなくてうろうろと人に聞いたりしていると
アンティクアリウムという地下の博物館入口から入れるとやっと判明。わかりにくい!
入場料は3ユーロで、エレベーターに乗って上に上がると
複雑にうねった屋根の上を通路が伸びてまるでジェットコースターのよう。
その向こうに落ち着いた旧市街の夜景が広がり、カテドラルのライトアップもしっかり見える。
アパートのお兄さんは「セビリア人はパラソルは嫌いだ。周りの景観と違和感がありすぎる」と言っていたけれど、このシュールな景色は一見の価値あり。
しかし見物客のほとんどが韓国人だったのは、ここが韓国のテレビででも紹介されたのだろうか。
エレベーターで下に降りるとパラソルの模型があって全体像がやっとわかる。
その向こうに広がるのはこれもローマ時代の遺跡だ。
すっかり暗くなった町をアパートに向かって歩く。
狭い小路には人影がなくて、友人と一緒で良かったと思うが
ちょっとした広場に出れば飲食店は夜の遅いスペイン人でいっぱい。
あの塔も明日登ろう。
←人気ブログランキングへ一票、お願いします。