5月9日
本日も朝一で朝食会場へ。
充実したビュッフェのパン・コーナーにはInes Rosalesというブランドのセビリアのお菓子がたくさん並んでいるが、これがどれもおいしくて大いに気に入る。
8時半にチェックアウトをすると頼んであった車がきっちり待っていてくれた。
思ったより大きな黒のワゴン車に、スーツを着てサングラスをかけたスキンヘッドの運転手。
マフィアのお迎えのようでいささかびびったが、寡黙なおじさんは実は親切な紳士だった。
この車でグラナダから地中海沿岸へ一直線。
高速を飛ばし、ダム湖の脇など通って、1時間ほどでネルハの町に到着。
ネルハは海辺の典型的なリゾート。
車を降り、運転手氏に言われた通り白い家の並ぶ細い道を進んで行くと
左手の玄関からはその向こうに海が見えたりして、ヨーロッパ人はこんな家を1ヶ月ぐらい借りて夏を過ごすのだろう。
10分ほど歩くと教会のある広場に出て、その先のヤシ並木を進むと
海に突き出た「ヨーロッパのバルコニー」。
イスラム時代には海を見張る要塞があったと言うこの場所。
フェンスにもたれているのはこのバルコニーの名付け親、アルフォンソ12世。その視線の先にはリゾートホテルが立ち並ぶが
砂浜もあるこの辺りの海はきれいだ。
帰り道を間違えて一瞬あわてつつ、冷静な友人のおかげで運転手氏と無事再会。
ネルハからは山道を上がって、15分ほどで次の目的地、フリヒリアナに到着。
町の真ん中、山の斜面に沿って建つ家々の下に車を停めると
すぐ上にそそり立つ大きな建物は現在も操業する黒糖工場。
この工場の右手は新市街、左手が旧市街と分かれているので、すぐ近くの観光案内所で地図をもらって歩き出す。
この町には何があると言うわけではないが、アンダルシアと言えば、の典型的「白い村」。
壁は文字通り真っ白、坂や階段が続く道は石畳がモザイク模様になっていてきれい。
ブーゲンビリアなどがきれいに咲き、階段には鉢植えも並べられている。
ただし階段だらけの細い道は車の通れるところも限られているので、力仕事には馬が活躍。
チビ犬はベランダから顔を覗かせる。
うろうろ歩き回って、数少ない見所(?)の「古い泉」を発見。
壁のタイルがかわいくて
バルの看板やマンホールの蓋もかわいい。
その少し先にあるのはシンプルな外観のサン・アントニオ教会。
中に入るとキリスト像の下に首が並んでいてぎょっとする。それぞれ聖人のお面のようで、祭りの時などに使用するのだろうが、この並べ方はちょっと・・・。
この先を町の中心方向に行くと土産物屋なども少し出現するが、どこの店もこじんまりとして店の人も商売気があまりない。
そんな店の一軒の二階からは遠くに海が見えていい景色。
この旧市街には確かに観光客もうろうろしているのだが心配するほどの数ではなく、静かな町では日常の生活がごく当たり前に営まれているのが感じられて、それが実にいい。
気持ちよく散歩した後は旧市街が見渡せるテラスで一休み。
約束した時間に運転手氏と落ち合って、
右手に山、左手に海を見ながら走ること1時間。アパートなどが見えてきたら大きなマラガの街に到着。
これも大きなマラガのバスターミナルで降ろしてもらって、スキンヘッドの運転手氏とはお別れした。
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本日も朝一で朝食会場へ。
充実したビュッフェのパン・コーナーにはInes Rosalesというブランドのセビリアのお菓子がたくさん並んでいるが、これがどれもおいしくて大いに気に入る。
8時半にチェックアウトをすると頼んであった車がきっちり待っていてくれた。
思ったより大きな黒のワゴン車に、スーツを着てサングラスをかけたスキンヘッドの運転手。
マフィアのお迎えのようでいささかびびったが、寡黙なおじさんは実は親切な紳士だった。
この車でグラナダから地中海沿岸へ一直線。
高速を飛ばし、ダム湖の脇など通って、1時間ほどでネルハの町に到着。
ネルハは海辺の典型的なリゾート。
車を降り、運転手氏に言われた通り白い家の並ぶ細い道を進んで行くと
左手の玄関からはその向こうに海が見えたりして、ヨーロッパ人はこんな家を1ヶ月ぐらい借りて夏を過ごすのだろう。
10分ほど歩くと教会のある広場に出て、その先のヤシ並木を進むと
海に突き出た「ヨーロッパのバルコニー」。
イスラム時代には海を見張る要塞があったと言うこの場所。
フェンスにもたれているのはこのバルコニーの名付け親、アルフォンソ12世。その視線の先にはリゾートホテルが立ち並ぶが
砂浜もあるこの辺りの海はきれいだ。
帰り道を間違えて一瞬あわてつつ、冷静な友人のおかげで運転手氏と無事再会。
ネルハからは山道を上がって、15分ほどで次の目的地、フリヒリアナに到着。
町の真ん中、山の斜面に沿って建つ家々の下に車を停めると
すぐ上にそそり立つ大きな建物は現在も操業する黒糖工場。
この工場の右手は新市街、左手が旧市街と分かれているので、すぐ近くの観光案内所で地図をもらって歩き出す。
この町には何があると言うわけではないが、アンダルシアと言えば、の典型的「白い村」。
壁は文字通り真っ白、坂や階段が続く道は石畳がモザイク模様になっていてきれい。
ブーゲンビリアなどがきれいに咲き、階段には鉢植えも並べられている。
ただし階段だらけの細い道は車の通れるところも限られているので、力仕事には馬が活躍。
チビ犬はベランダから顔を覗かせる。
うろうろ歩き回って、数少ない見所(?)の「古い泉」を発見。
壁のタイルがかわいくて
バルの看板やマンホールの蓋もかわいい。
その少し先にあるのはシンプルな外観のサン・アントニオ教会。
中に入るとキリスト像の下に首が並んでいてぎょっとする。それぞれ聖人のお面のようで、祭りの時などに使用するのだろうが、この並べ方はちょっと・・・。
この先を町の中心方向に行くと土産物屋なども少し出現するが、どこの店もこじんまりとして店の人も商売気があまりない。
そんな店の一軒の二階からは遠くに海が見えていい景色。
この旧市街には確かに観光客もうろうろしているのだが心配するほどの数ではなく、静かな町では日常の生活がごく当たり前に営まれているのが感じられて、それが実にいい。
気持ちよく散歩した後は旧市街が見渡せるテラスで一休み。
約束した時間に運転手氏と落ち合って、
右手に山、左手に海を見ながら走ること1時間。アパートなどが見えてきたら大きなマラガの街に到着。
これも大きなマラガのバスターミナルで降ろしてもらって、スキンヘッドの運転手氏とはお別れした。
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