9月2日 続き
傘を差してホテルの外へ。
ほとんど人通りのない静かな道をしばらく行って見えてきたのはタリン門。
パルヌの街は14世紀にドイツ人商人たちによってハンザ同盟に組み込まれ、以来ポーランド、スウェーデン、ロシアなどに支配されながらも商業の中継地として栄え、この門はタリンへ向かう道を守るための物だったとか。
すぐ脇の運河はバルト海にそそぐパルヌ川につながっている。
ここから少し行くとなかなか立派な市庁舎があり、その先の道はパルヌ銀座であるルートリ通り。
この周辺のパステルカラーの建物はほとんど第二次大戦でナチスを追い出す際にソ連軍に破壊されたものを再建したそうだが
ちょっと奥には18世紀に建てられたと言う古い家なども残り
中にはホテルやレストランになっているものもある。
こちらの派手な建物は学校だったような。
しかし銀座通りから離れると木造の家が多くなって
これがまたそれぞれパステルカラーに塗られてかわいい。
ところでパルヌはビーチリゾート、であるからには海を見なければ、とルートリ通りから南へ向かったのだが、これがホテルでもらった地図では簡単に行けるはずがえらく遠い。
それと言うのも街がゆったりと作られているので、今まで歩いたヴィリニュスやリガの旧市街とは縮尺が違うのだ。
そんなわけで、雨の中を20分ほども歩いてやっとビーチへ。
しかしこの天気では当然のことながらすべて灰色。
なので波打ち際までも行かずにすぐ回れ右。
すると目の前にある立派な建物はへドン・スパ。
昔から泥風呂で有名だったと言う1927年に建てられたスパは最近改装されたそうでゴージャス。
ここに何種類ものサウナがあると言うので入ろうと思ったら、なんと予約でいっぱいとのこと。残念。
しかたがないので地図にある近場の別のスパへ。
こちらのエストニア・スパは最近できたもののよう。ホテルの隣の建物は無機質でゴージャス感は皆無。
しかしフロントで24ユーロ(平日なら12ユーロ)を支払ってタオルを受け取り、水着に着替えてスパ・エリアに行ってみると、中央にはジャグジ―などを備えた大きな温水プールがあり、周りには低温から高温まで何種類ものサウナがあって、どこも清潔でいい感じ。
特にアロマ・サウナなどあまり高温でない所は大きな窓があって圧迫感がなく、ゆったりと長く入っていられる。
お客さんもほとんど地元の人っぽく、お年寄りから子供まで。
子供のための低温サウナまであって、なるほどこうしてサウナの入り方を小さい時から教えるのかと感心する。
日本の温泉のようで、さすがフィンランドに近いサウナ文化圏。
2時間ほどここで温まって、ホカホカになったところで夕食へ。
やって来たのはこちらのカフェ。
通りに面したところは地味な一軒家にしか見えず、小さな看板だけがかわいいが
裏手にはテラスもあり、中に入るとケーキの並ぶカウンターもあって、お姉さんの衣装もレトロでかわいい。
室内も普通の家にテーブルがいっぱいあるような雰囲気だが、このアットホームさが心地いいのか、食事をしたりコーヒーを飲んだり、のんびり過ごす人でいっぱい。
注文はせっかく海のそばだから、とシーフードを中心に。
まぐろのタルタルが新鮮でおいしい!
たっぷりのサラダにロールケーキまでいただいて、このカフェはかわいいだけではない。
やっと雨の止んだ静かな街を歩いてホテルに戻った。
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傘を差してホテルの外へ。
ほとんど人通りのない静かな道をしばらく行って見えてきたのはタリン門。
パルヌの街は14世紀にドイツ人商人たちによってハンザ同盟に組み込まれ、以来ポーランド、スウェーデン、ロシアなどに支配されながらも商業の中継地として栄え、この門はタリンへ向かう道を守るための物だったとか。
すぐ脇の運河はバルト海にそそぐパルヌ川につながっている。
ここから少し行くとなかなか立派な市庁舎があり、その先の道はパルヌ銀座であるルートリ通り。
この周辺のパステルカラーの建物はほとんど第二次大戦でナチスを追い出す際にソ連軍に破壊されたものを再建したそうだが
ちょっと奥には18世紀に建てられたと言う古い家なども残り
中にはホテルやレストランになっているものもある。
こちらの派手な建物は学校だったような。
しかし銀座通りから離れると木造の家が多くなって
これがまたそれぞれパステルカラーに塗られてかわいい。
ところでパルヌはビーチリゾート、であるからには海を見なければ、とルートリ通りから南へ向かったのだが、これがホテルでもらった地図では簡単に行けるはずがえらく遠い。
それと言うのも街がゆったりと作られているので、今まで歩いたヴィリニュスやリガの旧市街とは縮尺が違うのだ。
そんなわけで、雨の中を20分ほども歩いてやっとビーチへ。
しかしこの天気では当然のことながらすべて灰色。
なので波打ち際までも行かずにすぐ回れ右。
すると目の前にある立派な建物はへドン・スパ。
昔から泥風呂で有名だったと言う1927年に建てられたスパは最近改装されたそうでゴージャス。
ここに何種類ものサウナがあると言うので入ろうと思ったら、なんと予約でいっぱいとのこと。残念。
しかたがないので地図にある近場の別のスパへ。
こちらのエストニア・スパは最近できたもののよう。ホテルの隣の建物は無機質でゴージャス感は皆無。
しかしフロントで24ユーロ(平日なら12ユーロ)を支払ってタオルを受け取り、水着に着替えてスパ・エリアに行ってみると、中央にはジャグジ―などを備えた大きな温水プールがあり、周りには低温から高温まで何種類ものサウナがあって、どこも清潔でいい感じ。
特にアロマ・サウナなどあまり高温でない所は大きな窓があって圧迫感がなく、ゆったりと長く入っていられる。
お客さんもほとんど地元の人っぽく、お年寄りから子供まで。
子供のための低温サウナまであって、なるほどこうしてサウナの入り方を小さい時から教えるのかと感心する。
日本の温泉のようで、さすがフィンランドに近いサウナ文化圏。
2時間ほどここで温まって、ホカホカになったところで夕食へ。
やって来たのはこちらのカフェ。
通りに面したところは地味な一軒家にしか見えず、小さな看板だけがかわいいが
裏手にはテラスもあり、中に入るとケーキの並ぶカウンターもあって、お姉さんの衣装もレトロでかわいい。
室内も普通の家にテーブルがいっぱいあるような雰囲気だが、このアットホームさが心地いいのか、食事をしたりコーヒーを飲んだり、のんびり過ごす人でいっぱい。
注文はせっかく海のそばだから、とシーフードを中心に。
まぐろのタルタルが新鮮でおいしい!
たっぷりのサラダにロールケーキまでいただいて、このカフェはかわいいだけではない。
やっと雨の止んだ静かな街を歩いてホテルに戻った。
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