Luntaの小さい旅、大きい旅

ちょっとそこからヒマラヤの奥地まで

プーリアの旅 17 バーリ~帰国

2018-12-07 17:44:17 | ヨーロッパ
10月20日 続き

モノ―ポリから戻り、最後の夕食はバーリ市内で。

 
バーリの新市街には大きなバーリ大学の建物がいくつもあって、その周辺にはしゃれたカフェやレストランがある。

アパートの掲示板のおすすめピザ屋が大学の近くにあったので、夜8時頃に行ってみた。
するとテーブルのほとんどはまだ空いているのに、すべて予約済みとのことで入れず。
ちょうどお向かいにもピザ屋があったので、見た目はパッとしないがそこに入ってみることにした。
 
扉を開けると愛想のいいおじさんたちが入ってすぐの丸テーブルに案内してくれて、無事に席を確保。
しかし他のテーブルは大きなグループに予約されていたらしく、後から続々と地元の身なりのいいお客さんたちがやって来たので危ない所だった。

席に着くと英語をしゃべるおじさんがやって来て、「前菜は肉がいいか、魚がいいか。ピザはマルガリータだな」とここはメニューはないのか、値段もわからないままもうおまかせ。

するとてんこ盛りの生ハムにタコサラダ、すっかり気に入った生オリーブの素揚げに
  
 
そら豆のピューレと青菜、豆の煮物とプーリアらしい料理が次々と出てくる。
どれもシンプルで素材の味が楽しめ、豆の煮物はイエメンやモロッコで食べたものにそっくり。

「チーズも食べるか」と聞かれたがもう食べすぎる。
しかし他のテーブルには必ずリコッタかモッツァレラのようなチーズが乗っていて、フランスでは食後に出るチーズがここでは前菜に出るのが面白い。

そして登場したピザ。
 やっぱりこれを食べずには帰れない。

 
食後のサービスにリモンチェロを運んできてくれたおじさん、普段はスコットランド在住なのだがちょうど里帰り中で手伝っているとのこと。
お代はワイン1本を入れて3人で90ユーロと思ったよりお高かったのはここが実は結構高級なリストランテだったからのようだが、プーリア名物をいろいろ楽しめて、おじさんにおまかせしてよかった。


10月21日

 駅前のバールで簡単な朝食を食べたら、約束の9時にアパートのオーナーが来てくれて、タクシーを呼んでもらって空港へ。

空港へは25分、25ユーロの定額で明朗会計。
 
バーリの空港は明るくてきれい。
 
中にも充実した食材屋さんやカフェテリアがあるところ、さすが食自慢のプーリアだ。

バーリから乗り継ぎのローマの空港では3時間あったので
 
バーカウンターでお名残惜しく最後のブッラータ。

まだ時間があるのでラウンジに行ってみると、お向かいにはなんと味千ラーメンが。
 
一番安いラーメンが13ユーロ(約1700円!)もするが、結構欧米人が入ってにぎわっている。

こちらはプライオリティ・パスでは入れるプラザ・プレミアム・ラウンジ。
  
 
ここも食べ物が豊富で、さすがイタリア。
しかしもうお腹はいっぱい。

アリタリア機内を除いては食に大満足のプーリアの旅だった。


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コメント
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