Luntaの小さい旅、大きい旅

ちょっとそこからヒマラヤの奥地まで

18年初冬の東北 2 石ノ森萬画館

2018-12-25 15:54:14 | 国内旅行
11月30日 続き

宿からのんびり歩いて10分ほど、川の中州に宇宙船のような形をした目指す施設が見える。
  
このあたりは2011年の津波で大きな被害のあった所、川の両岸ではいまだに護岸工事が進行中。

 宇宙船はもちろん石ノ森萬画館。
 
入口の壁には有名漫画家の手形が並び、石ノ森先生の手と握手もできる。

 
館内に入り、サイボーグ戦士の衣装のお姉さんからチケットを買う。640円。

らせん状になった廊下を上がって行くと、まずは伝説のトキワ荘の模型が。
 
これが実に細かくできていて、窓を覗き込むと漫画を描く机まで見える。

 石ノ森章太郎の原画を見ながら2階に上がると展示室があって
 
なんともラッキーなことに、ちょうど「萩尾望都SF原画展」を開催中。
萩尾望都は日本で最高のSF作家だと思っているので、これはうれしい。
原画を見ていると懐かしい作品をすべてまた読みたくなるし、単行本やCDジャケットの彩色された原画の美しいこと。

 この展示室のお向かいは常設展で、こちらは石ノ森ワールド。
  
60年代の「サイボーグ009」のオープニング・アニメが懐かしい!しかしここの戦士たちはなぜ赤や白ではなく緑のユニフォームなんだろう。

歴代仮面ライダーも並んでいるし
 
「ホテル」なんて漫画もあったね。

3階には漫画本の並ぶ図書室があって、たくさんの漫画家の色紙も並ぶ。
  
  
どの漫画家も懐かしい。

ここには小さな喫茶スペースもあるので
  
外を見ながらコラボメニューの「スタールビー・パフェ」をいただく。リンゴや苺の入ったこのパフェ、なかなかおいしかった。

最後は入り口脇のショップを覗くとここがかなり面白くて
 
トイレットペーパーや、なぜか「藤岡、珈琲」なんてものまである。
元祖ライダーの藤岡さん、よほどコーヒー通なんだろうか。

しかし009ファンの自分はこちらをお土産に。
 
レアな萩尾望都とのコラボ・クリアファイルはもちろんお宝!

萬画館を出たら川の向かい側に建つ「いしのまき元気いちば」を覗いてみると
 
たくさんの魚や笹かまぼこの他に、変わったフレーバーのアイスクリームがいっぱい。
しかしさすがにほやアイスとかには食指が動かない。

日もとっぷりと暮れたので、夕食はホテルのすぐお向かいにあるお寿司屋さんへ。
 すし寳来 
旬のおまかせにぎりをお願いすると
 まずは鯨が出てきて、赤身と珍しい舌、どちらもうまし。
  
 
にぎりは白身のいしなぎ、めかじきが珍しく、旬の白子や牡蠣がおいし~。
しゃりがこぶりで、ツメを塗って出してくれるのがいい。

やっぱり石巻でお寿司は正解。


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コメント (8)
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