Luntaの小さい旅、大きい旅

ちょっとそこからヒマラヤの奥地まで

明るいポーランド 1 ワルシャワ到着

2019-10-14 15:20:47 | ヨーロッパ

2019年9月27日から10月9日まで 友人とポーランドの旅

9月27日

初めて乗ったポーランド航空は成田を45分遅れで飛び立ったが、ワルシャワには15分遅れの14時45分に到着。

 沖止めの機内から外に出ると20℃弱の気温でさわやか。

 
バスは妙なドアの入り口に付けられ、そこから階段をいくつも上がってロビーまで歩かされるが、空港自体はこじんまりとして、入国も簡単。

すぐに地下の鉄道駅へ行って自動販売機で切符を買うが、この機械がわかりづらくてみんな四苦八苦。
大体ポーランドの機械や標識はちゃんと英語があってもわかりづらいのが多いとこの後わかる。
 
それでも何とか無事に買えた24時間乗り放題の切符は15ズロチ(450円)。5回乗れば元が取れる。

 
停まっていた電車にすぐ乗り込んで切符に打刻しようとするがなぜかどの機械も停まっている。
しかも乗っていた電車は途中駅で止まってしまい、なにやらポーランド語のアナウンスがあって乗客はみんな降りてしまう。
オタオタしていると親切な女性が「何か故障があったらしい」と教えてくれ、すぐ向かい側のホームに来た電車に乗り込むと、「今日は公共交通機関が全部タダなのよ」とまた別の人が教えてくれた。
しかし券売機には何も表示がなかったし、ホテルのフロントの女の子も「なんで今日はタダなのか、わからない」と、早速なぞのポーランド。

そんなことがありつつも無事にワルシャワ中央駅に到着。
 
地下ホームから地上に上がり、目の前のショッピングモールの中を突き抜けていくと
 
左手にはワルシャワのランドマークたる文化科学宮殿がそびえ、すぐ目の前に今夜の宿、メルキュール・ホテル。

 
部屋は狭いし、窓からは周りのビルしか見えないが、とにかく駅から近いのがありがたく、1室1泊1万円もしないのだからCPがいい。

このホテルに着いたのが17時前。
一息入れたらお金を下ろしたり、SIMを買うために目の前のモールへ。
ちなみに空港の到着ロビーには携帯電話屋などは見当たらなかった。

  
大きなガラス屋根が特徴的なズウォテ・タラセというショッピングモール。
たくさん入っているショップのほとんどはどの国にもあるブランドばかりで面白くないが、地下には大きなカルフールがあるし、食べ物屋も充実している。

しかしせっかくのポーランド初日、フードコートではあまりに味気ないので、まずはこの国の名物を試してみようと、チェーン店らしいがどのガイドブックにも出ているZapiecekというピエロギの店へ。
 行ってみると考えることはみな同じらしく、観光客が外に行列。しかし他を探すのも面倒なので、待つこと20分ほど。
 
思ったよりも狭い店内は内装もメニューもかわいらしい。

観光客慣れしたウェイトレスのおすすめに従い、まずは暖かいウィンターティーを頼むと
 びっくりするほど大きなジョッキにオレンジやレモンがぎっしり、ショウガとシナモンもたっぷり入って、かなり甘いがおいしい。
 スープもポーランドらしいボルシチとジュレックをカップで。ポーランドのボルシチはロシアとは違って具が入らないらしく味は甘め、なので添えられたホースラディッシュを入れると味が締まる。。ジュレックは発酵したライ麦で作るそうで酸味があるが、この店のは濃厚。カップとは言えなみなみと量が多いので途中で飽きてしまった。

 
そして名物のピエロギはポーランド版餃子。茹でたものと焼いたものがあるが、今回は7種類の具材が9つ入った焼いたものを二人でシェア。お肉はほとんどペーストになるほど細かく挽かれて肉感はなく、キノコやポテトがはいったものなどもあるが皮が厚くてお腹にたまる。
結局我々の好みにはあまり合わなくてこれ以降は頼まなかったが、まずは名物にトライできて満足。

レストランまで思いのほか歩いたので、帰りは本日無料のトラムに乗車。
 
座席が斜めに置かれているのがなんとも不思議だ。


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コメント (2)
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