Luntaの小さい旅、大きい旅

ちょっとそこからヒマラヤの奥地まで

明るいポーランド 3 Rozanaでランチ

2019-10-21 13:08:56 | ヨーロッパ

9月28日続き

 トラムに乗ってやってきたのはワジェンキ公園に近く、大使館なども多い高級住宅街らしい一角。

 
予約を入れておいたのは友人のグルメなお知り合い推薦の Rozana というレストラン。
ディナーの予約が取れなかったのでお昼にやってきた。

 
店内は外からも想像できる通りクラシックな邸宅風。
昼でもランプが灯って落ち着いた雰囲気、2階ではドレスアップした人たちが会食をしているよう。

メニューにはお昼の定食もあるが、どうもボリュームがありそうなので前菜を中心にお願いしてすべて二人でシェア。

 まずは塩漬けニシン。片方はほぼそのまま、もう片方は甘酢漬けのピクルスやクリーム添え。塩気がかなり強いのでこれはクリーム添えの方がおいしい。ニシンはやっぱりオランダが一番かも。

 
次はポーランドで絶対に食べたかった牛肉のタタール。
要するに生肉のタルタルステーキだが、13世紀モンゴル人に侵略されたポーランドではこれを「タタール」と呼ぶらしい。
生玉ねぎやピクルス、マスタードに生卵をよく混ぜて食べれば、脂肪のない赤身はマグロのよう。
フランスで食べたものよりおいしくて、生ものの苦手な友人も「これなら食べられる」とパクパク。

 これはベジタリアン・メニューからズッキーニのグリル。ラタトゥイユが乗り、下に敷かれているのはソバの実。

 最後は暖かい前菜にあったザリガニのクレープ包み。クリーミーなソースで和えられたザリガニがうまみたっぷりで、これもおいし~!

と、軽いものばかりを選んだつもりだったが、これだけでもお腹がパンパン。
ポーランドのレストランはボリュームがすごいとの噂を実感。

なので入り口の横にはものすごく魅力的なデザートが並んでいたが、残念ながらお腹の余裕がなく
 
コーヒーとクッキーだけいただいてランチ終了。

 裏のお庭ではもうかなり涼しいのにこちらのテーブルについている人たちもいて、さすが人気店だが期待に背かぬお味に大満足。

食後は腹ごなしにおしゃれな店が多いというモコトフスカ通りを散歩。
確かにしゃれたブティックなどあって東京の青山っぽいところもあるが、いいと思うとイタリアやフランスのブランドでお値段も東京並み。ちなみにポーランドの消費税は23%とか。
ポーランド・デザインは残念ながら服も靴もあまり洗練されていない。

一度ホテルに戻って休憩、夕方になったところでまたお出かけ。

やってきたのはハラ・ミロフスカという市場。
 
1900年ごろに作られたというマーケットホールの建物の前には花屋さんがいっぱい。
外には生鮮食品の屋台も出るようだが、夕方なのでそちらはもう誰もいない。
そこで建物の中に入ってみると
 こちらは現在はスーパーになっていてちょっと残念。

さらにこの奥にはもう一棟同じような建物があって
 
こちらの中は食事ができるようになっている。
 この時は中にボクシングのリングが作られていて、試合が予定されていた様子。
 
周りではおつまみになりそうなものが売られていて、ハムやソーセージ類がさすがの種類の多さ。
他にはメキシカンやらイタリアンやら各国料理の店が並んでフードコートになっているが、あまり食指をそそられるものはなく、それ以前にお腹が空かない。

 
と言うわけで見学だけして外に出たが、暗くなってからの建物もかっこいい。

中央駅に戻って、ショッピングモール内の大きなカルフールを覗いてみると
  
 
アルコール売り場、特にビールの品揃えがものすごくて、ラベルも面白いものがいっぱい。
ポーランドのスーパーはどこもアルコールがふんだん、町中にも24時間営業の酒屋がいっぱいあって、ポーランド人、どれだけ飲むのやら。

 結局この日の夕食はアイスクリーム一つになってしまった。


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コメント (4)
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