Luntaの小さい旅、大きい旅

ちょっとそこからヒマラヤの奥地まで

年末バンコク 4 アユタヤ・ツアー前編

2020-01-17 22:30:09 | 東南アジア

12月25日

今回の旅の同行者、いつもヨーロッパなどに一緒に行っているのだがタイは実質初めて。
なので本日は定番観光地アユタヤに現地ツアーで行くことにした。

予約をしたのはKKdayという台湾発祥の会社。
他より安く、ツアー内容もちょっと変わっていたので選んだのだが、集合場所が宿からすぐのアソーク駅前というのも便利で助かった。

8時半に行ってみると案内されたのはミニバン。
お客さんはインドネシアからの4人家族に中国人カップル2組、それに我々の計10人。
タイ人にしてはひょろりと背の高いガイド君は英語と中国語を交互に話してなかなか大変だ。

バンコクを出発して1時間半、まずやってきたのはバンパイン宮殿。
 
ほとんど団体ツアーとおぼしき外国人観光客でごったがえす入り口を入り、広い園内地図の前でガイドの説明を聞く。中国語に続いて英語で説明をすると、「では1時間半したら帰ってきてね」と、ガイドが一緒について回る団体もいるが我らがガイド君は省エネ設計。

バンパイン宮殿はタイ王室の夏の離宮で、現在も時々使われているそうだが建物はほとんど19世紀後半のチュラロンコン王の時代に建てられたもの。
  
 
大きな池の外側にあるのが公的な建物、内側にあるのが私的な住居だそうだが、洋風好みはちょうど同じ時期の日本の明治時代と同じだ。

 
池にかかるきれいなグリーンの橋を渡ってプライベート・エリアへ。
 
真ん中の大きな建物は国王がいらっしゃった時に滞在する所だそうだが、修復中で全体が見えないのが残念。

周りには緑が多くて、きれいに整備されたトピアリーもあちこちに。
 
象の家族はわかるけれど、謎の生物もいて面白い。

この緑の多い中に小さいけれど洒落た建物がいくつも見える。
  
 
これらは女性王族の住まいだったそうで、池の周りは涼しげで暮らしやすそうだ。

 
池の真ん中には見晴らし塔があるので、高い所が好きな我々としては上らないわけにいかない。
 
中央の螺旋階段を上っていくと、途中階の床がおしゃれ。
 
上からは王様の大きな宿泊所や
 こちらは清の商工会からチュラロンコン王に贈られたと言う中国風の建物もよく見える。

 これは池を渡る屋根付きの橋につながる建物。
 
中はちょっとした展示室になっていて、王様の写真もいっぱい。そのほとんどは先代のものだけれど。

この中にはちょっとした売店もあるので、ここでアイスを買って一休み。
  
すると売店のお姉さま方は軍の制服姿、池の魚にやる餌を売る人さえいかめしい制服制帽で、園内のあちこちには直立不動の若い兵隊さん。
さすがは王室の施設で、入る時にはミニスカートや短パンも禁止。
ここで王室の悪口でも言おうものならすぐに逮捕されそうだが、口をつぐんでいたので無事に車に戻れた。

バンパイン宮殿を出てから連れてこられたのは住宅地の奥にあるこの建物。
 
少女漫画風のイラストも見えるこちら
 
入ったところにはカラフルな貸衣装が並べられ、これを着て記念写真を撮りましょうと言う趣向。
好きな色の衣装を選ぶとおばちゃんがすばやく着付けてくれて、
 こんな風にポーズするんだよ、とガイド君がそれぞれのスマホで何枚も撮ってくれる。
周りの注意書きは中国語ばかりでいかにも中国人の好きそうな趣向と思うが、せっかくなのでこれは乗らねば、と始めるとこれが結構面白くなってしまって
 
ついでに自分の葬式用の写真も撮っておいた(笑)。

30分この写真館で遊んだ後はようやくお昼。
 
いかにもローカルな店で「ボート・ヌードル」という触れ込みだが、4種類のスープもしくは汁なし、麺の種類も選べるので、大好きな豚の血入りスープのナムトックにセンレックにした。
タイにしてはずいぶん量が多いなと思ったが、ローカルのお客さんの丼はもっと小さくて、これはツアー客用サイズらしい。
下手なビュッフェなどよりずっとおいしくて、このランチは気が利いている。


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コメント (2)
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