奈良田からはまたバスで下部温泉、20分の待ち時間で甲府行きのワイドビューふじかわに乗り継ぎ。
車窓からは雪をかぶってきれいな南アルプスが見える。
甲府からは各駅停車に乗って、わずか7分の石和温泉へ。
最近はやりの木材を使った駅舎を出て、笛吹童子の立つ橋を渡り、歩くこと10分。
石和でも一番のお湯と評判の「深雪温泉」にやってきた。
フロントで1100円を支払うと、本日の女湯はロビーからすぐの「柿の湯」と案内された。
浴室に入るとわずかな硫黄と、それ以上に強い木材の香りがして、檜風呂かと思ったら石造りの浴槽だったのでこれは温泉のにおい。
湯口は2つあって、片方が50.8℃と熱い「完の湯」、もう片方が36℃の「熟の湯」で、この2つがかけ流されて大きな浴槽内は42℃ほどの最適温。
この内湯をジャブジャブと渡ってガラス戸を開けると、その向こうに一段と大きな露天風呂。
外の景色が見えるわけではないが、この広々としたお湯に浸かると気持ちいい~。
こちらではたくさんあるカランとシャワーから出るお湯も温泉で、シャワーを使うと硫黄のにおいを一番強く感じる。
色はわずかに褐色がかっていて、さすがに奈良田温泉にはかなわないが、ここのお湯も入るとツルツル、しかも奈良田よりも保温効果が強いようで、出た後もしばらく汗がひかない。
石和なら東京から簡単に来られるし、この温泉もいい!
お湯を堪能していたら2時も回って、さすがにお腹が空いた。
そこで山梨と言えばこの一択、ということで
歩いて5分、「小作」というほうとうのお店へ。
メニューには12種類ものほうとうがあり、本日は「きのこほうとう」を選択。
ほうとうで1600円は高いなと思ったが、食べてみるとたくさんのきのこの他に大きなカボチャが2切れに里芋やジャガイモ、山菜も入ってすごいボリューム。
もちもちの麺もお汁もおいしくて、これなら納得。
最後に駅の売店で、今回は桔梗屋さんではなく金精軒さんの「くるみ信玄餅」なるものをお土産に。
おいしいけれど、もっと大きなくるみが入っていたらいいのに。
と帰京してから数日、いまだに顔をかかとがすべすべなのがすごい!
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