12月24日 続き
シーロムから乗った地下鉄を今度はサナームチャイ駅で降りる。
この駅、まだ2019年の7月に延伸されたばかりの新しい駅で、王宮に近いためだろう、内装が豪華。
駅を出ると目の前に運河があるのでこれを渡り、パーククローンの花市場を目指す。
大通りの左手にFlower Marketの看板が出ている小路があったので入ってみると、花はほとんど見当たらなくてこちらは野菜の卸売り市場。
野菜は大袋に詰められ、台車が忙しそうに行き交う。
唐辛子もトマトもたくさんの種類があってきれい。
大通りに戻るとこちらの道沿いに設備の整った花屋が並んでいて
天井にまでマリゴールドが飾られている。
この大通りを渡って反対側の奥に入っていくと
屋根が掛かった下にたくさんの屋台店が並ぶ、これぞ目指す花市場。
ここに来たいと言った友人が見た写真にはたくさんの種類の花があったようだが、
季節のためか、この時はマリゴールドが圧倒的に多くて、袋に入れられている様は花とは思えないほど。
バラも頭だけとか花びらだけで売られていて
これをお姉さんたちが飾り物にしている。
蘭(デンファレ)の花びらもこんな風に加工されていて、タイ人も器用だわ。
巨大な屋内市場の南側半分では野菜が売られていて
これを抜けるとチャオプラヤ川沿いに出る。
この外側にも玉ねぎとニンニクの専門卸があったりして、初めて来たこの市場は予想以上に面白い。
ここからまた運河を渡り、暑い中を歩いてワット・ポーへ。ここへ来るのは20数年ぶり。
入場料200バーツを支払って広い境内に入るが、すぐにわかると思った涅槃仏がどこにいらっしゃるのかわからない。
真新しい仏像に細かい作業をしている人など見ながら大きなお堂に入るも
ここにもいらっしゃらないが、このお堂の壁や柱がきれいだ。
ぐるっと回って、ようやく大勢の観光客でごった返す目的のお堂を発見。
今回入ったのとは反対側の入り口から入ればすぐ目の前、だから以前来た時には苦労せずに見つけられたのか。
それにしてもすごい混雑ぶり。クリスマスなので欧米人が多いことは予想していたが、これほどとは。
人混みに揉まれつつ
お顔から足裏、お背中から後ろ頭まで拝んで拝観終了。
以前来た時には正面でお花やお線香をあげて拝んでいたものだが、今や完全に見世物になってしまわれた。
ワット・ポーと言えばタイ・マッサージの総本山なので、仕上げにはここでマッサージを受けようと思っていたのだが、この人出では到底無理とあきらめた。
暑くて熱中症になりそうで、疲れた。
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