Luntaの小さい旅、大きい旅

ちょっとそこからヒマラヤの奥地まで

ボルネオ行ってきた

2020-01-27 15:03:26 | 東南アジア

年末にバンコク、年明けに山梨に行ったばかりだけれど、例年1月は仕事が始まらなくてひま。
なので暖かい所に行こうと、おととしのペナンで気に入ったマレーシアの、今度はボルネオに行くことにした。

最初に足を踏み入れたのはサンダカンだが、「日本人は珍しいね。以前はよく来ていたけれど、最近は韓国人ばかりだよ」と言われた通り、日本人の姿は全く見かけない。
これは外務省が2016年あたりからボルネオ東部沿岸にレベル3の渡航中止勧告を出しているためで、理由はフィリピンからの海賊、武装勢力による誘拐事件が過去に起きているため。
ツアーの手配をお願いしたボルネオ専門旅行社の担当者にも海岸に近いホテルは4つ星のシェラトンでも泊まらない方がいいと言われたし、ほんの数週間前にも地元の漁民が誘拐されたそうだが、現地で聞くとサンダカンなどは軍が厳重警備しているのでまったく心配ないとのこと。
実際行ってみると警戒感はおよそ感じられず、ごく普通の田舎町と言う感じなのでこちらも普通に歩き回ってしまった。
ただし沖の島のリゾートはさすがに危険なので警戒は厳しく、「ツーリストは隔離されて監獄の中にいるみたいだよ。おかげで外国人の誘拐はないけど」とのことなので、行こうと思っていらっしゃる方は覚悟のほどを。

それよりも直近の心配は中国からの新型コロナウイルス。
外国人旅行者がほとんど欧米人のサンダカン周辺では全く見なかったが、中国や韓国からの旅行者の多いコタキナバルではマスク姿が多くて、家族全員巨大なマスクをしていたりすると実に異様な光景。
ツアーバスの運転手やガイドまでマスクをしているし、昨日など市立モスクを見学に行ったら「今日から外国人は全員見学禁止になりました」と追い返されてしまった。
かき入れ時の春節に中国人の旅行禁止は観光業にとっては大打撃だろうし、一日も早くこの流行が収束してほしいもの。

なにはともあれ無事に帰国したので、楽しかったボルネオ旅行についてはバンコク旅行記の後に。


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コメント (5)
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