Luntaの小さい旅、大きい旅

ちょっとそこからヒマラヤの奥地まで

ご近所応援 お持ち帰りグルメ 第三弾

2020-05-27 18:16:14 | 食べ歩き

武蔵小山界隈、意外にも結構ミシュランガイド掲載店がある。
と言っても庶民的なエリアのこと、当然お安いビブグルマンの方だけれど。

その1軒はトンカツ屋の「たいよう」。
 駅前のアーケードから横町に入った小さな店なのだがお昼時にはいつでも外に行列ができていて、そのため評判は知っていたがこれまで一度も入ったことはなかった。
それがこの自粛要請のためにテイクアウトのみの営業となり、ある日ちょうど12時ごろに通りかかると店の扉が開いていたので中に入ってみた。

お弁当を一つお願いすると「2時半にならできます」とのことでびっくり。
しかしこの機を逃しては食べられないと思い、2時間半後に出直してやっとゲット。
 ヒレランチ弁当、1350円。
持ち帰りではあるがヒレカツの衣はサクサク、お肉は柔らかくてなるほどおいしい。
しかしそれ以上に感心したのは御飯とキャベツがとてもおいしいこと。きっといいお米を使っているんだろうな、とわかるし、キャベツの切り方にも気を使っているに違いない。
豚汁もこの写真ではわからないが大きな具がいっぱい入り、漬物も上品。
カウンター席だけのこの小さな店がいつも混んでいる理由を納得。

行きつけの美容師が贔屓にしているのは「Shinori」。
焼き鳥屋だけれどワインしか出さず、飲めない人はお断りという下戸には本来縁のない店なのだが、ここもテイクアウトを始めたというので前日に電話で予約、当日は夕方の引き取り。
 場所はつけ麺屋の2階、しかも入り口は脇の階段と言うわかりづらい場所。

今回お願いしたのはチキンちらしライス、2800円。2,3人前ということなので友人を呼んで取りに行ったのだが
 
ふたを開けてみるとこのきれいさで思わず歓声。
 しかも取り分けてみるとなんと下の御飯はケチャップライス。
てっきり酢飯か白飯だと思っていたのでこれには驚いたが、オムライスのようでうれしい!
フレンチ焼き鳥というこちら、テイクアウトをやってくれているうちにまた行かなきゃ。

焼き鳥屋では「まさ吉」もビブグルマンの常連だそうで
 しかし行ってみるとこれもまた小さな目立たない店。
店頭にテイクアウトの文字はないが、中に入ってお弁当をお願いすると20分かかるとのことでまた出直して受け取り。
 焼き鳥弁当、1500円には焼き鳥の他に人参との甘酢炒めと鶏そぼろがびっしり。
焼き鳥は確かにいいお肉でおいしいけれど、甘酢炒めと鶏そぼろは味が濃すぎて塩辛い。お弁当としてのバランスはあまりよろしくないのでは。

そぼろ弁当ならこちらの方がおいしかった、ミシュラン掲載店ではない居酒屋、「豚星」さん。
 
こちらの鶏そぼろには青のりがまぶしてあり、御飯とのバランスもパーフェクト。
また食べるなら550円のこっちがいい。

ミシュラン掲載の焼き鳥屋はもう一軒「酉玄」というのがあって、ここは以前から酒飲みの美容師もおすすめしていたけれど、この間通りかかったら夕方からテイクアウト可能と出ていて、ここも下戸には今が食べるチャンスかも。

それにしてもミシュラン、よくこんな隠れた小さな店を見つけるものだ、と感心してしまった。


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コメント (6)
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