7月8日
朝の釧路は漁船も出かけ、沖合は霧でぼんやり。
ひんやりとする中、ホテルからまっすぐ10分ほど歩いて8時開始の和商市場にやって来た。
まだ早いせいなのか、お客さんの姿は少なくて静かだけれど、店先には商品が並び始めて
蟹はさすがに高いけれど、それ以外の魚は種類も豊富で イワシなんて10匹200円と安い!
他にも昆布などの干物、土産物の店などもあり
道産チーズばかりを集めた店には心ひかれたものの、旅行一日目では買うわけにいかない。
「送ることもできるけど、ここで食べていくのが一番よ」とお店の人は商売っ気がない。
さて和商市場と言えば勝手丼が有名で、市場内の何か所かで御飯を買うことができる。これに好きなものを乗せてもらうわけだが、ここに来るまでは朝から海鮮もなあ、と考えていた。
ところがケースを覗くと珍しいネタがいっぱい、特に地の魚にはちゃんとバランで印をつけている店があって、お刺身は1切れからOKということで予定変更。
一番小さいごはんにカニ汁を買い、お刺身を乗せてもらって市場中央のテーブルで食べると
ホッケ、あぶらがれい、鱈のお刺身がそれぞれ食感、味が違って、特にホッケがおいしい!
ウニと筋子を乗せてしまったのでおかずだけで935円になったが、お刺身がおいしかったとお店のお母さんに言ったら、「地の安い魚がおいしいのよ~」と、やっぱり北海道の人はいい。
食後のデザートには実はこれが目当てでここに来た鶴居村のソフトクリームをいただき、
チーズ屋さんで鶴居村のヨーグルトも買った。
鶴居村は以前に行ったことがあるが、乳製品がおいしいのだ。
期待以上に和商市場を楽しんで、10時にホテルをチェックアウトしてツアーご一行様に合流。
今回は友人がドタキャンして総勢7名、添乗員兼ネイチャーガイド兼宿のマネージャー&コックのS社社員の運転するバンで出発。
運転しながらずっと話し続けるM氏の説明を聞きつつ、1時間半で当初集合予定だった中標津の町に入り
早めのお昼に案内されたのはこの辺りで一番と言う回転ずしのお店「花まる」。 回転ずしとは言えさすが北海道ならではのネタがあり
これはおいしかった〆とろにしんに、ホタテの白子の握りは初めて食べた。 これも珍しいゲンゲ汁。
深海魚のゲンゲは富山が有名だが、北海道でも獲れるらしい。鱈のような食感で、これもうまし。
予想通り、朝から海鮮尽くし。 ←人気ブログランキングへ一票、お願いします。