Luntaの小さい旅、大きい旅

ちょっとそこからヒマラヤの奥地まで

北海道花の旅 3 野付半島

2020-07-18 13:07:48 | 国内旅行

7月8日 続き

中標津でランチを終え、少し走るとすぐに野付半島に入る。
 
野付半島は釣り針のような形に伸びた全長26キロの砂嘴で、沖の国後島までは16キロしかないが、今日は全く見えない。


道の、特に野付湾側は湿地になっていて花がいっぱい。
 
濃い黄色のゼンテイカ(キスゲ)がちょうど満開。
 
エゾノシシウドにはよく見ると虫がいっぱい蜜を吸いに集まっている。

 
他にもノハナショウブやセンダイハギが見られ 
 
ツメクサやハマエンドウを先日のPicture Thisがちゃんと認識してくれて、さすがに北海道の固有種までは難しいようだがかなり使えることを証明。

 少し行くと霧の中に枯れ木の立ち並んでいる所があって、これはミズナラが海水に侵食されたナラワラ。

  
その先では立派な角のエゾシカの集団を発見、これを見ていたらタンチョウも一羽飛んできた。

 
釣り針の曲がり口に野付半島ネイチャーセンターがあり、ここに野付半島の石碑がある。

 
ここから遊歩道が伸びているのでこれを歩いて行くと
 
ハマナスが満開で、鼻を近づけるとバラのいい香りがする。

 
ウツボグサやエゾノサワアザミなども見ながらさらに行くと
 遠くにトドマツの枯れ木が見えるトドワラ広場に到着。以前はもっとたくさんの立ち木が見えたそうだが、台風などで倒れて年々少なくなっているとか。

ここにいるうちに雨が降って来たので遊歩道を戻り、車に乗り込んで1時間で本日の宿泊地、羅臼町に到着。

 
宿はS社が経営する「知床サライ」。
なんでもこの町を訪れた社長が外国人でも泊まれる宿がないから、と2年前に開業したのだとか。
 
なので部屋はバストイレ付きのベッドルーム、目の前に海が見えるが、その沖に見えるはずの国後島はここでも雲のかなた。

夕食はきれいなダイニングルームで。
  
 
素揚げした羅臼昆布がさすがのおいしさ、大きな時しらずもイカの乗ったピザもおいしいけれど、こんなに食べられないよ。


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コメント (4)
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