地元の情報通、かかりつけの美容師が新しいかき氷屋ができたというので早速偵察に。
場所は駅前のアーケードをまっすぐ西小山方面に行き、アーケードの屋根もそろそろ尽きるちょっと手前。
「日光天然氷 碧」
店頭ののれんが周りのレトロな商店街の中では目立ち、まるでビルとビルの隙間に作ったかのような店内は細長くて片側にカウンターが伸びているだけだが、壁材や照明などがおしゃれだ。
入るとお店の人の姿が見えなくて戸惑うが、店の突き当りの左にレジと厨房がある。
先にここで注文と支払いをするシステムだが、店頭には何も書かれていないのはちょっと困る。 こちらがお品書き。
今やかき氷が1000円以上するのは当たり前になってしまった。
注文してほどなく、お願いした「波照間の黒蜜」登場。 器にこんもり、かなりの高さに美しく盛られているが、これをこぼさずに食べるのは大変、気を使いながら食べる。
氷はふわふわと細かく削られてこめかみにキーンと来ない。
黒蜜もとても上品な甘さで、材料にこだわっているだろうことはよくわかる。
しかしこちらのかき氷は見た目のまま、シロップがかかっているだけなので食感にアクセントがなく、正直この大きさを一人で食べると途中で飽きてしまう。
この半分の量ならおいしく食べられるのだが、シェアはできないし、ミニサイズは小学生以下限定とか。
水もお茶も出てこないので、何とか食べ終えるころには口の中が冷たさでしびれてしまった。
同じ1000円越えのかき氷ならやっぱり「はいむる珈琲」の方が工夫があっておいしく食べられる。
コロナ禍で5月の開店予定が今月になってしまったというこちらのお店、9月いっぱいの営業だそうだが、それまでに進化してくれることを期待したい。
それにしてもこういうかき氷に出会うと安くて何人でシェアしてもOK、具沢山の台湾の氷が恋しくなる。
10月ごろから旅行者の受け入れを再開するような記事を見たこともあったが、日本がこの様子では難しいだろうな ←人気ブログランキングへ一票、お願いします。