7月9日
知床サライの朝食は健康的に7時から。
今日も真ホッケでスタート。
食後は時間があるので腹ごなしに町の散歩に出てみる。
宿を出て海沿いの道を行けば2,3分先に「道の駅らうす」。
さらに行くと欄干にワシ(の像)の乗った橋があり
川沿いに山側に家が並ぶのが町の中心。全人口4800人、ほとんどが漁業関係者の町だそうだ。
まっすぐ行くと漁港が見えて、小さな漁船や観光船も何隻か停泊している。
海上保安庁の船も2隻見え、なにしろ目と鼻の先にある国後島との中間が国境だそうだから責任重大。
堤防の先まで歩いて振り返ると町もそのすぐ後ろの山も霧に覆われて、この町がすっきり晴れることはめったにないのだとか。
さらに港沿いを行くと市場の建物が3つ並んでいて、さらに先には新しく建てられたらしい大きな建物も見える。
市場の中は一般人立ち入り禁止。中を覗くと魚の入った箱はいくつか並んでいるが人の姿は少なくて活気はない。
漁船が1艘やって来たが、見ていると水槽に水を入れてこれから出港するらしい。
あとで羅臼在住の添乗員に聞いてみると、ここは漁場が目と鼻の先なので夜中に出て行って朝水揚げするというわけではなく、市場に魚が多くなるのももっと遅い時間なのだそうだ。
市場の先に魚魂碑なるものがあるのでこれを見ていたら
キタキツネがふらりと出てきた。
やせこけた犬かと思ったよ。
←人気ブログランキングへ一票、お願いします。