Luntaの小さい旅、大きい旅

ちょっとそこからヒマラヤの奥地まで

21年夏の信州 2 中の湯温泉

2021-08-25 16:10:44 | 国内旅行

7月13日 続き

松本城から駅に戻り、構内を突っ切って線路の反対側に出ると今夜の宿のお迎えが待っていてくれた。
 
お世話になるのは「中の湯温泉」さん。我々の他に3組のお客さんを乗せて14時45分に出発。

松本の市街地を出ると山道になってどんどん標高を上げて行く。
1時間以上走ると上高地へ続く釜トンネルの前に出るが、ここで左折して安房トンネル方面へ。そのまままっすぐ行けば平湯を通って高山へ出る道だが、トンネルの手前で安房峠に行く細い道に入り、ヘアピンカーブをいくつも曲がって、16時10分ようやくお宿に到着。
 
こんな山奥に予想以上に立派な建物。中の湯温泉はおなじみ「日本秘湯を守る会」のお宿だ。

 玄関を入ったロビーも広々と立派。フロントで記帳してすぐに部屋へ。
時節柄案内はないが、3階までエレベーターで上がると長い廊下が建物をぐるっと回るように伸びていて部屋までなかなか遠い。
 
6畳と狭い部屋にはこれまた最近のお約束ですでに布団が敷かれているが、トイレ・洗面付きのお部屋はとてもきれいで

窓からは穂高連峰が見える、はずだが到着時点では雲がかかって見えず。

一息入れた所で早速お風呂へ。
 
とても立派な木彫りの椅子の前に男女別のお風呂。これは夕食後に入れ替わる。
 
内湯には浴槽が2つ。少し黄色がかった透明な単純硫黄泉のお湯はそれほど硫黄の香りは強くなく、ちょっとゴムボールのようなにおいがする。大きな浴槽のお湯が40℃、脇の少し小さい浴槽の方が温泉の鮮度が良くて42℃。塀と緑に囲まれた露天には内湯のお湯が落ちているのでこちらは38℃とかなりぬるい。
露天を占拠していたにぎやかなお姉さま方が上がった後は静かでゆったり。

湯上りにロビーに行くと
 
囲炉裏のある小あがりの前には大きな窓に向かって椅子が並び、ここでお茶やお水が飲める。
 
到着した時には見えなかった穂高の山々を置いてある写真で確認。雲がどんどん流れて、山は見えたり隠れたり。

ここにはきれいに咲いたゼラニウムなど鉢もいっぱいあって、これらは宿のご主人の自慢のよう。
大きなつぼみを付けた月下美人が目下の楽しみのようで、気さくなご主人は楽しい。

 夕食はここも山に向かって大きな窓のある食堂で。
 
お造りはサーモン、メインはお肉のたっぷり入った鴨鍋。この他に焼き立ての岩魚とぶっかけそばも来てお腹いっぱい。
 珍しく男性ばかりのサービスも丁寧で、チーズゼリーをいただいて部屋に引き上げた。


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