前日のお散歩が楽しかったので、帰宅日の朝も早起きして宿のイベントに参加。
参加者の顔ぶれを見ると半分ほどは前日と一緒。
連泊しているだけではなく、何回もこちらの宿に泊まってお散歩に参加している人たちもいるようだ。
本日のコースは前日とは逆方向、日進館とプリンスホテルの間にある牛池の周りを歩く。
牛池は周囲200mの小さな池だけれど、強酸性という水は澄んで底に繁茂した藻が見え、周りの木や草も映ってきれいな緑。
この池の右手に行くと草の間に赤っぽいものが見えて、これはモウセンゴケ。
細かい繊毛に水滴が付いている。
この先の湿地帯には木道が伸びていて
周りにはかわいいウメバチソウがいっぱい。
ここから左手にちょっと上って行くと
プリンスホテル横のスキーゲレンデに出た。
とても景色がいいけれど、リフトの下に見えるテニスコートはしばらく使われたような様子もなく、万座のスキー客もずいぶん減ってしまった、とガイドのおじさんも寂しそう。
ここからまた池の方へ戻る道には大きな木がいっぱいあって
足元には様々な色形のきのこ。枯れ木にいっぱい生えていたのは舞茸の一種だそうだが、「これは食べられません」。食べられるきのこが生える所はみんなナイショにするらしい。
今朝も一時間の散歩、万座の散歩コースはほぼこの2つだけれど、季節が変われば見られるものも変わるだろう。
このおじさんの名ガイドならリピートするのも頷ける。
散歩の後は極楽湯に入り、朝食をいただいて、11時出発の送迎バスで軽井沢へ。
途中、また鎌原村で10分の休憩があったので嬬恋村農産物直売所の中へ。
一番の売りはもちろんキャベツだけれど、これは持って帰るのに重すぎる。ということでこれもたくさん並んでいたトウモロコシを購入。壁の張り紙によるとここでは17種類のトウモロコシが買えるとか。
宿を出る時に降り出した雨は1時間半の道中、結構激しく降っていたが、軽井沢駅に着くとちょうど止んでくれた。
駅前のアウトレットをちょっと覗くも買いたいものもなく、あるのは食欲だけなので
旅の締めは駒ヶ根に本店のある「明治亭」へ。
こちらで食べたかったのは伊那のソースカツ丼。ということでヒレカツ丼をお願いすると
うわっ、と思わず声が出るほど4枚のカツが屹立した丼が登場。そのカツを蓋に移動させるとその下にたっぷり載っているのはキャベツ。
カツは福井や新潟ほどではないけれどやはり薄く、衣も細かくて薄くて好みにぴったり。ソースはやや甘口で他の2つよりも濃いめ。おかげでキャベツがとてもおいしく食べられる。
がカツは2枚でもうお腹いっぱい。なので持ち帰りたいというと店のおじさん、当然と言う感じでソースと袋もセットされたプラスチック容器をくれた。やっぱり持ち帰る人が多いのね。
で持ち帰ったカツを家でカツサンドにするとこれがまたおいしい。
カツ丼はソースカツ丼に限る。
←人気ブログランキングへ一票、お願いします。