Luntaの小さい旅、大きい旅

ちょっとそこからヒマラヤの奥地まで

22年初秋の北東北 3 岩木山と嶽温泉

2022-09-27 21:31:33 | 国内旅行

9月11日

 今日も朝からいいお天気。
ごきげんで朝食会場に降りてみると和洋中となかなかの充実ぶりで
 
ホタテとリンゴの炊き込みご飯や十三湖のシジミ汁、イカメンチなど郷土料理を中心にいただく。

今日は駅前のバス案内所で岩木スカイライン往復乗車券2550円を購入。
 弘前駅前からまずは枯木平行きの超満員のバスで嶽温泉まで50分。 
 
20分待ってスカイラインシャトルに乗り換える。この先はくねくねした山道になるので心配したが、ちょうどみんな座れるほどのお客さんで一安心。

 嶽温泉を出て、今日は昨日以上にくっきりと見える岩木山。
スカイラインに入るとその先は69もカーブが続く道。と言っても日光のいろは坂に比べると細かいカーブで、両側とも木が覆い茂っているので眺望はない。
 
それが50いくつかのカーブを曲がったあたりで急に視界が開け、海が見えて来たらもうすぐ終点。
 8合目ターミナルまで30分。

バスが到着したらすぐ駐車場の端にあるリフト乗り場へ。1,000円の往復乗車券がバスの乗車券があれば半額になるのでありがたい。
  
 
この8合目から9合目へのリフト、現在は週末だけの運行。そのために珍しく日曜日に出かけて来たのだが
 脚をぶらぶらさせながら10分上ると

眼下にこの絶景。爽やかな風が吹いて気持ちいい~。

 
振り返った先に見えるのが岩木山の頂上。ここから1時間ほどで山頂に行けるということでたくさんの人が歩いているのが見える。
 
がこの先は岩だらけの道、今回は重いトレッキングシューズは持って来なかったのでリフト乗り場付近をうろうろしただけでとんぼ返り。

下りのリフトは景色が良く見えてさらに気持ちよく
 
駐車場の先にはくねくねとしたスカイラインもちょっと見える。


8合目駐車場から見えているのは八甲田や八幡平。
 
ここには休憩所があるが、今は食堂がお休みで中華まんなどおやつぐらいしか売っていなくてかなり寂しい。

着いてから1時間後、乗って来たバスの折り返しでまた嶽温泉へ。
 
道路沿いには3軒ほどお店があって、テントの下ではこの近所で採れたリンゴも売っているが
 
この時期のここの名物はなんと言っても嶽きみというトウモロコシ。お盆過ぎから9月いっぱいしか食べられないという、これも今回の旅の目的の一つ。
 というわけで早速茹でたものを一つ所望。
あこがれの嶽きみは思ったほど甘くはなかったが、さっぱりとしたおいしさでたちまち一つ食べてしまった。

お腹が満たされたら次は汗を流そうと温泉へ。
嶽温泉には7軒の宿があって、そのうちの山のホテルには以前に泊まったので、
 今回はその隣の小島旅館さんへ。
 
狸が出迎えてくれる玄関を入ると大女将さんが出ていらして、400円を支払って奥の階段を二階へ。
 
ヒバを多用した浴室は明るくてきれい。2つに分かれた浴槽の奥は43℃ほどとちょっと熱め、手前は40℃ほどの適温。お湯はどこも同じ集湯槽の物だと思うが、pH2で酸っぱい硫黄泉は白く濁って気持ちいい~。

ゆっくりお湯に浸かったけれど、次の弘前行きのバスまではまだかなり時間がある。
 そこでさっきとは別の店で今度は焼いた嶽きみ、300円。
醤油で味がわからなくなるかと心配したが、むしろ旨味が立って茹でたものよりこちらがおいしいかも。
目当ての物が2本食べられて、これで思い残すことなし。

 
今年は8月の雨の影響で収穫量がとても少ないそうだが、道路脇には売店がたくさん出てお客さんも大量買い。
 岩木山神社の鳥居の向こうにも岩木山が見えて、今日はお山も満喫できた。


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