Luntaの小さい旅、大きい旅

ちょっとそこからヒマラヤの奥地まで

カナリア諸島の旅 4 サン・クリストバル・デ・ラ・ラグーナ散策

2023-06-01 12:09:35 | ヨーロッパ

5月17日 続き

テイデ山からホテルに戻ったのが18時。食事まで1時間半あるので、ホテルの周り、サン・クリストバル・デ・ラ・ラグーナの旧市街を散歩してみることにした。

ホテルの前の公園に面して建つ白い建物にはアラブ風のバルコニーがある。
 
かなり大きな面積を占めるこちらは17世紀にできたサンタ・カタリナ修道院。

この建物沿いの道を入って行くと
 
ゆるやかに曲がった道沿いに柔らかなパステルカラーの建物が並ぶ。
  
入口の上の紋章や街灯もかっこいいこの辺りの建物は世界遺産に認定されているこの街でも古い16,17世紀に建てられたもの。
スペインが南米の植民地化に乗り出した最初期にこの街を作り、他の植民都市のモデルにしたのだそうだ。

建物は作られた時期によってムデハル様式、ネオクラシックなど様々だそうだが
  
扉の奥に中庭が見える所など、やっぱりアラブっぽい。

先に進むにつれて建物が新しくなり、お店が増えてくるが
  
 
その一軒のお菓子屋さんのウィンドウにはなぜか「もち」とドラえもん。

やがて現れる大きな教会はラ・ラグーナ大聖堂。
  
1915年完成、とこの街では新しい。

 テアトル・レアルという今も現役の劇場を過ぎると
 
この周辺からバールなども増えてきて、夕方の一杯を楽しもうと言うのか、人出も多くなってきた。

 道の先に1511年に建てられたイグレシア・デ・ラ・コンセプシオン教会の鐘楼が見えた所で引き返し、隣の道に入ると
 
こちらにも古い建物が並んで、屋根の上にペンペン草のように多肉植物が生えているのがかわいい。

ここからさらに行くと旧市街と新市街の境目の大通りに出て
 ここにはトラムが走っていた。

街中のレストランで食事をしてみたかったが、初日から団体行動を乱してはまずかろう、とおとなしくホテルの夕食へ。
 すると前菜のサラダには山羊のチーズが乗って、これが強烈に山羊。こうでなきゃ楽しくないが、多くは食べられない。
 
メインはひき肉詰めのチキンとマグロを友人と半分づついただいたが、特にマグロは中がレアで、これがとてもおいしかった。
 デザートのアイスクリームのせムースもおいしくて、昨晩とは大違い。今夜はスキップしなくてよかった。

カナリア観光は初日からもうハイライトのように盛り沢山の一日だった。


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