Luntaの小さい旅、大きい旅

ちょっとそこからヒマラヤの奥地まで

カナリア諸島の旅 13 再びテネリフェ島

2023-06-24 16:41:25 | ヨーロッパ

7月21日

日の出を見ながら朝食を食べて
 
7時半にはホテルを出発。

やって来たのはラ・パルマ空港。
 
手際よくチェックインしてもらい、待合室に行くと大きなチェスのセットがあった。
これで遊んでいる兄弟、お兄ちゃんがなかなかの策士で、駒の動かし方を教えては次々に弟の駒を取っちゃう。

笑いながら眺めているうちに我々の乗るべき飛行機が時間通りにやって来て
 
9時に出発、ウェエハースを食べながらテイデ山を眺めて
 30分でまたテネリフェ北空港に降り立った。

バスに乗り込んで初日に泊まったサン・クリストバル・デ・ラ・ラグーナの街へ。
前回は夕方、友人と二人で散歩をしたけれど、今度はガイドに付き従って街並みの観光。
 
サンタ・クルス・デ・パルマの街もかわいかったけれど、落ち着いたサン・クリストバル・デ・ラ・ラグーナの方が自分は好きかもしれない。

前回は外から眺めただけのラ・ラグーナ大聖堂の内部も見学。
  
歴史はなくても大聖堂らしい威厳がある。

その先の鐘楼のあるイグレシア・デ・ラ・コンセプシオン教会も中へ。
  
  
ここも天井にムデハル様式が見えてうっとり。

大通りをはずれてジャカランダがきれいな小さな広場に出ると足元に銅板が埋め込まれている。
 
これは1588年の地図で今いる広場は赤い点の場所、その先に大きな潟湖があって、だからこの街の名前は「デ・ラ・ラグーナ」なのだが
 湖はすっかり埋め立てられて、今は瀟洒な家が立ち並んでいる。

  
前回は歩かなかった通りを行くとさらに小さな教会がいくつもあって
 
中庭が素敵なサラザール宮殿は今は司教の邸宅らしい。

鮮やかな黄色い建物は博物館。
 
 
16世紀に建てられた家の中庭2階に木彫があってきれいだ。

1時間ほどで街歩きを終えたら、バスに乗って島の西部へ。
 途中に見える海辺の街もかわいい。

やって来たのはイコッド・デ・ロス・ピノスという小さな町だが、日曜のためもあってか観光客の車がいっぱい。
そのお目当ては小高い所にあるテラスから見える1本の竜血樹。
  
 
近くにいる人の姿と比べてやっとわかるが、さすが一本で人を集めるだけあってこれはまさに巨木。先端もたくさん枝分かれしていて、樹齢500年と推定されているのだそうだ。

このテラスから眺める分には無料、そばに寄るには入場料が必要ということで、竜血樹見物はこれで終了。次へ移動する。


 ←人気ブログランキングへ一票、お願いします。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする