Luntaの小さい旅、大きい旅

ちょっとそこからヒマラヤの奥地まで

カナリア諸島の旅 5 ラ・ゴメラ島へ

2023-06-02 14:31:14 | ヨーロッパ

5月18日

朝、7時の開場と同時に朝食へ。
 
前日とは違うチーズが並んで、こちらの朝食ビュッフェには満足。

食事を終えたら7時半にあわただしく出発。
島の北にあるサン・クリストバル・デ・ラ・ラグーナから南の端にあるロス・クリスティアノスというフェリー港まで移動。
島の東岸を海沿いに走って行くが、道は整備されて車もいっぱい。テネリフェ島の人口は100万人近くあるそうで、想像していたよりもずっと開けている。

 港には9時に到着。

ガイドが言っていた通り、島の北側は曇っていたが南に来ると晴天。なのでこちらにはツーリスト用のホテルが立ち並んでいてチープなにぎやかさ。

 
岸壁には既に乗客が列を作って待っていて、口を開けて停泊していたフェリーの隣にもう一艘のフェリーが到着。
 
これが我々の乗るフレッド・オルセン社のラ・ゴメラ島行きのフェリー。
乗って来たお客を下ろしたらすぐに乗船が始まり、クラシックなユニフォームのお姉さんにパスポートを見せてタラップを上がる。

 
船は思っていたよりもずっと大きくて、船内にはたくさんの座席にカフェが3つもある。
 
が、人気は外に出られる後甲板。ここにはペット用のケージまである。

9時半の定刻にはテネリフェ島を離岸。
 
島を離れるにつれてテイデ山の山頂も見えてきたが
 ふと気づいて前を見ると目指すラ・ゴメラ島が大きくなっている。
実はラ・ゴメラはテネリフェとは目と鼻の先。出発した時から見えていたに違いない。

そこで船の先端に移動して見ていると
 
 
サン・セバスチャン・デ・ラ・ゴメラの街が近づいてきて、出発から50分で到着。
 
コインロッカー形式の荷物入れから大きな荷物を取り出し、港を離れる。

ラ・ゴメラの観光は到着した町から。
 
広場の周りにはヤシの木がいっぱいで、いかにも南国のリゾートっぽい。
 
カラフルな家々が山の斜面を上っているが、その下で海をにらんでいるのはご存じコロンブス。
1492年の航海の際、スペインから最後の寄港地がこの島だったのだそうだ。

そのちょっと先、公園の芝の中に立っているのはコンデ塔。
 沖合を見るための見張り塔だが、中に入ることはできない。

 町の中に入るとサン・クリストバル・デ・ラ・ラグーナと似たような古い家が並んでいて、その中心にあるのがアスンシオン教会。
  
  
現在の教会は18世紀に建てられたものだそうだが、木造の入り口が変わっていて面白い。

こちらの黄色い家はコロンブスが大西洋横断の前に滞在したとされるコロン邸。
  
 
1階には南米の土器などが少し並べられていたが、2階では地元のアーティストらしきおじさんのちょっと寂しい個展を開催中。

町の観光はこれにて終了、この後はバスで島内をめぐる。


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