12月2日
前日はマッコーリー島のペンギンを満喫したが、夜になってからどうも悪寒がする。
2,3日前にラウンジに集まった時、すぐ近くのおばさんがいやな咳をしていて、うつされそうな予感があったのだ。
朝になると咳が出始めたので一番下のデッキにある船医の所に行ってみた。
船医は南アフリカから来ている若い女医さん。
体温を測ると37.5℃あって自分としては発熱しているのだが、「平熱ね」と言われてしまったのは白人はアジア人より平均体温が高いためらしい。
それでも簡単に診察をして、2日分の風邪薬と咳止めシロップをくれた。
後で請求書を見るとこれで一万円。
お高いクルーズ保険に入っていたのでなかなか治まらなかった咳のために日本で受診した分も含めて請求したが、診察料高~い。
この日の午前中も前日と同じSandy Bayへの上陸があったが、冷たい雨が降っているし、まったく同じところだというので今回はパス。
昼食も摂らずに部屋でうだうだしているうちに船は島の東岸沿いに南下して
部屋の窓から外を眺めていると大きなペンギン・コロニーがいくつも見える。
キノコか宇宙船のような施設は観測ステーションだろう。
今回は広い個室で良かった。
午後には島の南端に至り、その後は進路を東に向けてオーストラリアの領海を離れた。
12月3日
この日は一日航海日。
まだ少し熱っぽいので、必要なBiosecurity Check以外はプレゼンテーションにもあまり参加せずに部屋でゴロゴロしていた。
食事もあまり摂っていなかったが、夕食はさすがにちょっとお腹が空いてきたので食堂へ。
メニューに「焼うどん」とあるので、これはちょうどいいと頼んでみると
うどんならぬ黒いおそばに野菜炒め。
惜しい、おいしくなかった。
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