12月7日 続き
クライストチャーチ植物園の正門の向かいにはクラシックな石造りの建物群がある。
門をくぐるとたくさんの建物が中庭を取り囲んでいる、ここは1877年から1976年までカンタベリー大学の校舎として使われていた所。2011年の大地震から修復が進み、現在はショップやギャラリー、イベントスペースとして使われているということなので覗いてみた。
23ある建物のうち3分の2は修復が終わっているそうで、中にはカフェやパブなどもある。
中で印象的なのはGreat Hallとよばれる講堂。
まるで教会のような重厚な造りで、窓のステンドグラスが見事。
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1938年に作られたこの窓は暴力や無知との闘いを表しているとか。たくさんの英国の「英雄」たちの姿があるのを探すのも面白い。
ここを見学している時に友人たちと入ってきた女性はもうすぐここで結婚式を挙げる、と嬉しそうに話していた。
他の建物も借りることができるようだが、覗いてみたショップやギャラリーには正直あまり食指が動かず。
そこで散策を続けると大きな市役所の前にはマオリのトーテムポールが立ち
さらに行くと南極探検で遭難したスコット大佐の真っ白な像が。スコット隊は南極への途上でクライストチャーチにも滞在したので、彫刻家だったスコット夫人に依頼してこの像が作られたのだそうだ。
クライストチャーチの街には壁画がたくさんあって
NZらしい鳥や
人物画なども。
町の中心部ではトラムがたくさん走っている。
お昼もだいぶ回ってお腹が空いてきた。川沿いにレストランの並ぶ一角があるので、そのうちの一軒、中華っぽい店に入ってみた。
Zodiacというこの店、内装が独特で創作アジア料理らしい。
ニュージーランドではとにかく羊、とRoti Lambなる料理を選ぶと、まるでタコスのようなものが出てきて面食らった。
がお肉はしっかりと煮込まれて予想外のおいしさ。ここは当たりだった。
追憶の橋からまっすぐ伸びる繁華街を歩き、
ちょっと脇に入るとリバーサイド・マーケットがある。
最近ヨーロッパによくある古い市場をフードコートに改装したような所で
ちょっとおしゃれなパッケージの食品や、いかにもニュージーランドっぽいケーキ類なども売っているが
当然のごとくラーメンや寿司の日本食もある。しかしラーメン一杯がNZ$18.5とか、高い!
というわけでここでは翌朝のパンだけ買って、
散策の最後は宿のすぐ裏のニュー・リージェント・ストリートへ。
トラムが走り抜け、ゴリラも座るほんの短いカラフルな通りを一往復して、本日の観光は終了。
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