5月25日
今日から3日間は単独行動でグラスゴーへ。
ちょうどレンタカー事務所の真ん前にバス停があったので、車の返却をする時に降ろしてもらって無事に2階建てバスに乗ることができた。
事前にネットで予約して料金は£9.9。1本前に間に合ってしまったが、問題なく乗せてもらえた。
高速を飛ばして1時間10分。
到着したブキャナン・バス・ステーションは大きなターミナルだ。
出ると周りはオフィスビルの並ぶエリア。
写真ではわからないがこの先は急な下り坂になっていて、下った先が旧市街。
到着したのが11時、宿に荷物を置かせてもらって早速第一の目的地へ移動開始。
歩いて10分弱のSt. Eunochの地下鉄駅へ。
グラスゴーの地下鉄は山手線のような環状線1本。内回りか外回りしかないので簡単至極。
1回乗車券は£1.8、一日乗車券が£4.3。
ホームに降りて列車が来ると「ちっちゃ!」
背が低くて男性はかがまないと入り口で頭をぶつける。乗り込んでも真ん中でないと背の高い人はまっすぐ立てないほど。車内は大江戸線より狭いが頻繁に来るので便利だ。
Kelvinhall駅で降りて少し歩くと目的のケルビングローブ博物館が見えた。
が、その前に腹ごしらえ、とすぐお向かいにある Mother India Cafe へ。
落ち着いた店内でまずは水を所望。スコットランドでは日本同様、どこでもただで水道水を持って来てくれるのでありがたい。
カレーは本日のメニューから仔羊とリーク。
グラスゴーはカレー屋が多いことで有名で、中でもMother Indiaは老舗らしく、ここはその系列店。辛さもほどよく、チャパティ、ラッシーも頼んで£16。
お腹を満たしたらいざ、博物館へ。
こちらは入場無料、入り口を入るといきなり豪華なロビーでちょうどパイプオルガンの演奏中。
しばらく拝聴させていただいたが、演奏会はともかく、博物館でパイプオルガンは初めてだ。
館内は博物館ウィングと美術館ウィングに分かれていて、まずは美術館サイドへ。
スコットランド人作家の絵が並ぶ中、19世紀末の日本ブームの作品も面白いが、突き当りにやっとお目当てが。
マッキントッシュとグラスゴー・スタイルの部屋。
チャールズ・レニー・マッキントッシュはグラスゴー出身の建築家。20世紀の初め、アール・ヌーボーの時代に活躍した人だが、アール・デコに近いデザインを昔ロンドンのV&A美術館で見て気に入り、だからその作品の多いグラスゴーにぜひ来たかったのだ。
この部屋の展示は家具が多いが、グラスゴー・スタイルの解説がくわしくて、マッキントッシュの建築を飾るフリースは奥さんのマーガレットが担当していたと初めて知る。
この奥さんとその妹もすごい才能の持ち主だったらしい。
マッキントッシュをじっくり勉強したら、後は広い博物館内をざっと。
面白そうなものはなんでも集めてみました、という雑多さがいかにも古い博物館らしく
中でこの太陽系模型が面白いが、1833年にこれを作ったJohn Fultonは13歳で学校をやめた靴屋だったとか。
しかしこれは、う~ん、よくわからん。
←人気ブログランキングへ一票、お願いします。