Luntaの小さい旅、大きい旅

ちょっとそこからヒマラヤの奥地まで

アルバニア周遊 15 もう一つのブルーアイ

2024-11-15 16:44:46 | ヨーロッパ

9月25日

今日もテラスでおしゃれな朝食をいただき、
 
チェックアウトをすると宿のオーナーがお土産として自家製のオリーブオイルをくれた。
 この宿、部屋もロケーションも良く、無料で洗濯もしてくれて言うことなし。最初の晩のレストランのおすすめだけが残念だった(笑)。

今日は昨日とは打って変わって朝からの晴天。
ヒマラを出て少し行った高台でガイド氏が車を停めてくれた。

とてもきれいなビーチのある湾だけれど、よく見ると右手にトンネルがある。
 共産党時代、ここは潜水艦の秘密基地だったのだとか。
何隻の潜水艦を持っていたのか、現在はもちろん一隻もない。

そのまた少し先にはわずかの砂洲でつながった島があって、高い所に城というか要塞が見える。
 
19世紀の初めにこのエリアを支配していたアリ・パシャが作った城とのこと。

一昨日来た道をサランダに向かって戻って行くが、アップダウンを繰り返しながらカーブを曲がるたびに山の上には古くからの集落が見え
 
 
眼下には良さげなビーチがいくつも現れる。
 いきなり羊の群れに囲まれることもある楽しい道だ。

サランダを過ぎたら内陸に入り、出発から1時間半ほどで最初の目的地、ブルーアイに到着。
北のテスにもブルーアイがあったが、元々はこのサランダ近郊のブルーアイの方が有名。
田舎道をしばらく行った所にあり、周りには何もない、とネットで見ていたが来てみてびっくり。
 
広い駐車場には車がびっしり、大きな観光バスもいるし、入場料0.5レクが必要になって入り口には列ができているではないか。

入場ゲートを入るとすぐに大きな池にかかる橋を渡る。
 
ここからブルーアイまでは2kmあるが
 
歩きたくない人には真っ赤な汽車が走っているし、電動バイクのレンタルもある。道は完全に整備されて、少しののぼりだが誰でも歩ける。

やがて小川を渡る小さな橋が現れて、さすがにここには「ブルーアイまで30m」とわかりやすい看板。
 
と、きれいに澄んだ水の池があって、大勢の人が群がるテラスに上がって覗き込むと
  
 真っ青な水が底から湧き上がってきているのがよくわかる。
この水の湧き口はとても深くて、潜水調査をしてもよくわからないとか。
陽の光が差したブルーアイは本当にうっとりするような色で、人の多さには驚いたが、やっぱりこちらにも来て良かった。

ここを出たらジロカストラの町を通り過ぎ、先日蜂蜜を買った所でランチ休憩。
 
建物の下を湧き水が流れるレストランのテラス席に座るとその脇を水が流れていて涼しくてきれい。
  
メニューはガイド氏おすすめの子牛肉のシチュー。優しい味でとてもおいしく、パンは無料で付いてくるがガイド氏は必ずピラフとそれにかけるヨーグルトも頼む。ガイド氏、なかなかのグルメらしく、昼食場所は安くておいしい所を選んでくれる。ここは3人で1400レク(約2250円)、普通の食事はこんな値段らしい。
 店の前には蜂蜜と大量のハーブが売られていた。


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コメント
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