Luntaの小さい旅、大きい旅

ちょっとそこからヒマラヤの奥地まで

ブータン戴冠式ツアー 9

2008-12-16 19:29:41 | ブータン
11月10日

早くも帰国日。

 気温の下がる早朝、パロの町には霧がかかっている。

出発前はこんな景色を眺めながらのんびりしたいものだが、過半数がブータン初訪問の今回のツアー、張り切り添乗員はギリギリまで観光予定を入れている。良心的といえば良心的だけど。

天気がいいからまあ、いいか、と付いて行った最初はドゥゲ・ゾン。焼け落ちた城の手前にジョモラリのビューポイントがあるのだ。
 戴冠式晴れの空の下、思ったとおり山がよく見える。
 真っ白に雪を戴いたその姿はまさに女神の山。この山をもっと間近に見にトレッキングに行きたいなあ。

ドゥゲ・ゾンもタクツァン僧院も遠望して、最後はキチュ・ラカン。
   
ブータン最古の寺と言われ、王室の加護もあるという由緒ある寺だが、朝のお勤め中の堂内で一生懸命なにかしている坊主の手元を見ると、なんとドマ(ビンロウジュの実を咬む嗜好品)を作っている。やっぱりブータンだわ。

滑走路のすぐ脇にパロ・ゾンのそびえる空港には帰国便が既に待っている。
  
お金持ちの訪問の多い最近のブータン、プライベート・ジェットがゾンに突っ込みそうになったこともあるとか。

 機内で出迎えてくれたスッチーの、ユニフォームが来た時とは変わっている?これも王様の戴冠記念だろうか。

 無事に飛び立つとヒマラヤの山々が素晴らしくきれいに見える。
今回は本当に天気に恵まれた。戴冠式の日取りを決めたブータン占星術のおかげ?

帰りは直行便とは行かず、コルカタを経由して無事バンコクへ。
空港内で6時間の長ーいトランジットを過ごして、翌朝成田着。

たった5日間のブータン滞在はあまりにも短かった。
しかし今回はまさに一生一度の経験。やっぱり行って良かった!


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4 コメント

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Unknown (mest)
2009-01-04 13:03:01
ヒマラヤの山々、おみごとです!
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Unknown (lunta)
2008-12-18 00:56:26
miriyun 様、

ブータンで大切な行事がある時は必ず仏教の占星術に従って日取りを決め、そのためか絶対にいいお天気なんだそうです。
実際1週間も抜けるような青空を経験するとこんな話も信じたくなる、そんな国です、ブータンは。

lumiere 様、

そう、たった5日の旅行だったのですが、記事を書くのに1か月もかかってしまいました。思い溢れて筆進まず。
王様は特集記事にしてみました。気に入っていただけるでしょうか。
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Unknown (lumiere)
2008-12-17 20:06:56
これは5日間のできごとだったのですね。
ものすごい充実ぶり! すばらしいご旅行でしたね。
まったく知らない国だったブータンとの距離が、luntaさんのおかげで、ぐーんと縮まった気がします。ステキな王様がいらっしゃることも知りましたし。
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Unknown (miriyun)
2008-12-16 22:44:59
空気が澄み渡る・・・・とはこういうときなんでしょうね~。
 王様の戴冠式、素晴らしい景観のなかで行なわれ、良かったですね。王様の姿も、神々しい山も、村人の笑顔も見れて楽しませていただきました。
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