1月17日 続き
これからやまほど見ることになるミャンマーのお寺の最初はニャウンウーのはずれにあるシュエシーゴン・パヤ。
ちなみにパヤとは仏教施設をまとめて呼ぶ言い方で、仏塔のみの場合はツェディ、中に仏像を祭った寺院はパト、僧侶の居住する僧院はポンジージャイというのだそうだ。
ミャンマーのお寺は必ず裸足にならなければならないので車の中でサンダルを脱いで境内へ。
大きなお寺の場合には必ず参道にお土産屋さんがあるが、考えてみれば浅草寺とか日本も同じ。
屋根のついた参道を抜けると金色に輝く大きな仏塔がそびえ、その周りにはいくつものお堂がある。
ミャンマーで面白いのは誰もが自分の誕生した曜日を知っていて、それに応じた動物にお参りすること。
ちなみに自分は土曜日(とガイドさんが素早く計算してくれた)なので龍が「守り神」。
この誕生曜日は相性によって結婚も妨げるほどミャンマーでは重視されているらしい。
ところでシュエシーゴン・パヤが人気の訳は実は黄金の仏塔よりも脇にある地味なお堂のため。
こちらには37人のナッ神という土着の神様が祀られていて、日本で言えばお寺の裏に神様の祠があるようなものだろうか。このナッ神にはまたあとでお目にかかる。
次に立ち寄ったのはブーレーディ・パヤ。
この急な階段を上って周りを見渡せば
なるほど聞いたとおり、見渡す限り仏塔だらけ。大小3000以上もあるらしい。
仏塔の周りでは牛が畑を耕すのどかな風景だが、一つだけ異彩を放つ搭が見える。聞けば最近作られた景色を眺めるための搭らしいが、景観を損ねることはなはだしい。
ところでバガンに入る前にガイドさんには「行きたいところリスト」を渡していた。ここに来ることが決まるまで知らなかったのだが、バガンの寺院の中には古い壁画が残っているところがいくつもあるという情報を得たので、そういうところを中心に回ってほしいとお願いしたのだ。
そこでまずはアーナンダ・オラジャン。
小さなお寺だが、内部は18世紀の、赤を主体にした鮮やかな壁画でいっぱい。
しょっぱなからうれしくなるが、ここも含めて壁画のあるお寺はほとんどが撮影禁止なのが残念。
少し前までは大丈夫だったらしいが、みんながフラッシュを焚くので禁止になってしまったのだそうな。写真集どころか絵葉書もないのが実にもったいない。
このすぐ隣にあるのは12世紀ごろの建立と言われる大きなアーナンダ寺院。
ここもまた土産物屋の並ぶ参道を抜けると正面に大きな立像が見え、ぐるりとお寺を囲む回廊には多くの象嵌が掘られてそこにも仏様が並ぶ。回廊では修復作業が進行中で、どうやらここも昔は壁画で飾られていたようだ。
大きな立像は東西南北に面して一体づつある。このような造りの寺院の最初のお手本がこのアーナンダ寺院とのこと。
北向きの仏像は12世紀のオリジナル、東と西は17世紀の物。
南向きの仏様もオリジナルだが、遠くから眺める庶民にはやさしく笑いかけ、近くで拝む偉い人には厳しいお顔なんだとか。なるほど~。
アーナンダ寺院の見学を終えたところでちょうどお昼になったので近くのレストランへ。
これまた「なるべくローカルなところで食べたい」とリクエストして、Golden Myammerという地元の人も来ているらしい所へ案内してもらった。
ここはバガン式ビュッフェとのことで何も言わなくてもお皿が次々に並べられ、すべて食べ放題。
豚、山羊、魚のカレーに鶏と魚の唐揚げ、野菜を和えたサラダや煮物、辛い味噌類が何種類かに生野菜で14皿。さらに酸っぱいスープとご飯が来る。
ミャンマーのカレーは脂っこいと聞いていたが食べてみればそれほどではなく、辛さは自分で調節できるし、サラダ類も豊富でおいしいじゃない!
食後には有名なお茶の葉の漬物、ラペットゥ。
これはお茶請けとかサラダと聞いていたが、お茶請け以外では食後に出されるものなのだそう。
さらにバナナとヤシ砂糖のデザートが付き、これで一人3,000チャット(約300円)。
コスパの抜群にいい食事で満腹したところで、一度ホテルにチェックインしてお昼休みとなった。
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これからやまほど見ることになるミャンマーのお寺の最初はニャウンウーのはずれにあるシュエシーゴン・パヤ。
ちなみにパヤとは仏教施設をまとめて呼ぶ言い方で、仏塔のみの場合はツェディ、中に仏像を祭った寺院はパト、僧侶の居住する僧院はポンジージャイというのだそうだ。
ミャンマーのお寺は必ず裸足にならなければならないので車の中でサンダルを脱いで境内へ。
大きなお寺の場合には必ず参道にお土産屋さんがあるが、考えてみれば浅草寺とか日本も同じ。
屋根のついた参道を抜けると金色に輝く大きな仏塔がそびえ、その周りにはいくつものお堂がある。
ミャンマーで面白いのは誰もが自分の誕生した曜日を知っていて、それに応じた動物にお参りすること。
ちなみに自分は土曜日(とガイドさんが素早く計算してくれた)なので龍が「守り神」。
この誕生曜日は相性によって結婚も妨げるほどミャンマーでは重視されているらしい。
ところでシュエシーゴン・パヤが人気の訳は実は黄金の仏塔よりも脇にある地味なお堂のため。
こちらには37人のナッ神という土着の神様が祀られていて、日本で言えばお寺の裏に神様の祠があるようなものだろうか。このナッ神にはまたあとでお目にかかる。
次に立ち寄ったのはブーレーディ・パヤ。
この急な階段を上って周りを見渡せば
なるほど聞いたとおり、見渡す限り仏塔だらけ。大小3000以上もあるらしい。
仏塔の周りでは牛が畑を耕すのどかな風景だが、一つだけ異彩を放つ搭が見える。聞けば最近作られた景色を眺めるための搭らしいが、景観を損ねることはなはだしい。
ところでバガンに入る前にガイドさんには「行きたいところリスト」を渡していた。ここに来ることが決まるまで知らなかったのだが、バガンの寺院の中には古い壁画が残っているところがいくつもあるという情報を得たので、そういうところを中心に回ってほしいとお願いしたのだ。
そこでまずはアーナンダ・オラジャン。
小さなお寺だが、内部は18世紀の、赤を主体にした鮮やかな壁画でいっぱい。
しょっぱなからうれしくなるが、ここも含めて壁画のあるお寺はほとんどが撮影禁止なのが残念。
少し前までは大丈夫だったらしいが、みんながフラッシュを焚くので禁止になってしまったのだそうな。写真集どころか絵葉書もないのが実にもったいない。
このすぐ隣にあるのは12世紀ごろの建立と言われる大きなアーナンダ寺院。
ここもまた土産物屋の並ぶ参道を抜けると正面に大きな立像が見え、ぐるりとお寺を囲む回廊には多くの象嵌が掘られてそこにも仏様が並ぶ。回廊では修復作業が進行中で、どうやらここも昔は壁画で飾られていたようだ。
大きな立像は東西南北に面して一体づつある。このような造りの寺院の最初のお手本がこのアーナンダ寺院とのこと。
北向きの仏像は12世紀のオリジナル、東と西は17世紀の物。
南向きの仏様もオリジナルだが、遠くから眺める庶民にはやさしく笑いかけ、近くで拝む偉い人には厳しいお顔なんだとか。なるほど~。
アーナンダ寺院の見学を終えたところでちょうどお昼になったので近くのレストランへ。
これまた「なるべくローカルなところで食べたい」とリクエストして、Golden Myammerという地元の人も来ているらしい所へ案内してもらった。
ここはバガン式ビュッフェとのことで何も言わなくてもお皿が次々に並べられ、すべて食べ放題。
豚、山羊、魚のカレーに鶏と魚の唐揚げ、野菜を和えたサラダや煮物、辛い味噌類が何種類かに生野菜で14皿。さらに酸っぱいスープとご飯が来る。
ミャンマーのカレーは脂っこいと聞いていたが食べてみればそれほどではなく、辛さは自分で調節できるし、サラダ類も豊富でおいしいじゃない!
食後には有名なお茶の葉の漬物、ラペットゥ。
これはお茶請けとかサラダと聞いていたが、お茶請け以外では食後に出されるものなのだそう。
さらにバナナとヤシ砂糖のデザートが付き、これで一人3,000チャット(約300円)。
コスパの抜群にいい食事で満腹したところで、一度ホテルにチェックインしてお昼休みとなった。
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