今年のGW、仁川で乗り換えて行った先はコーカサス。
ロシア領内にある北コーカサスを除く南の3か国、アゼルバイジャン、グルジア(ジョージア)、アルメニアをわずか10日間で巡ってきたわけだが、3か国合わせても日本の面積の半分、人口では7分の1でしかないこれらの国々のなんと複雑なこと。
いつもはそれぞれの国の印象がごっちゃにならないよう、なるべく国をまたいでの旅は避けるようにしているのだが、今回は3か国を一度に巡ったおかげで、ここがアジアとヨーロッパ、キリスト教世界とイスラム世界の十字路であることを肌で感じることができた。
日本で言えば北海道から東北、関東ぐらいを移動するだけで、文字や言語、宗教から人の顔つき、気性まで変わってしまう面白さ。
もちろん面白い以上に政治的には複雑で、アゼルバイジャンは同じトュルク系なのでトルコとは仲良しだけれどナゴルノカラバフを取られたのでアルメニアとロシアが大嫌い、グルジアはアゼルパイジャンともアルメニアとも良好な関係だけれど南オセチアを取られたのでロシアが大嫌い、アルメニアはナゴルノカラバフで協力してくれたのでロシアと仲良しだけれどトルコに大虐殺された過去は絶対に許さない。そして3か国に共通しているのはソ連時代に恨みがあること。
とこう書くといかにも物騒なエリアのようだが、実際に観光で訪れてみればシュールな建物の並ぶ都会から牛や羊が草をはむお花畑や雪山まで景色も多彩、食事もおいしくて、特に酒飲みの皆さんにはワインやらコニャックやらビールやらが安くてとてもいい所。
これからしばらくはコーカサス旅行記にお付き合いいただく。
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ロシア領内にある北コーカサスを除く南の3か国、アゼルバイジャン、グルジア(ジョージア)、アルメニアをわずか10日間で巡ってきたわけだが、3か国合わせても日本の面積の半分、人口では7分の1でしかないこれらの国々のなんと複雑なこと。
いつもはそれぞれの国の印象がごっちゃにならないよう、なるべく国をまたいでの旅は避けるようにしているのだが、今回は3か国を一度に巡ったおかげで、ここがアジアとヨーロッパ、キリスト教世界とイスラム世界の十字路であることを肌で感じることができた。
日本で言えば北海道から東北、関東ぐらいを移動するだけで、文字や言語、宗教から人の顔つき、気性まで変わってしまう面白さ。
もちろん面白い以上に政治的には複雑で、アゼルバイジャンは同じトュルク系なのでトルコとは仲良しだけれどナゴルノカラバフを取られたのでアルメニアとロシアが大嫌い、グルジアはアゼルパイジャンともアルメニアとも良好な関係だけれど南オセチアを取られたのでロシアが大嫌い、アルメニアはナゴルノカラバフで協力してくれたのでロシアと仲良しだけれどトルコに大虐殺された過去は絶対に許さない。そして3か国に共通しているのはソ連時代に恨みがあること。
とこう書くといかにも物騒なエリアのようだが、実際に観光で訪れてみればシュールな建物の並ぶ都会から牛や羊が草をはむお花畑や雪山まで景色も多彩、食事もおいしくて、特に酒飲みの皆さんにはワインやらコニャックやらビールやらが安くてとてもいい所。
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