2020年開催予定のオリンピック開催費用を検証するとの調査チームが、1日に最終的な見直し案を小池都知事に示したという。なんとも期待外れの内容で、ほぼ想像通りである。どれをとっても数百億円で3箇所合計すると1千億円を遥かに超える内容だ。検討した人間は、完全に金銭感覚がマヒしているのではないか。どうして1千億円以上の金をドブに捨てたいのか。
ボート、カヌーなんて、このブログで何度も主張しているように、あれだけの金をかけてまでやる価値はない。うだうだ言うのなら、切り捨てればよい。
バレーや水泳にしても、これまで日本で何度も国際大会が開かれているのではないのか。どうして新たにつくるという発想になるのか。私自身は全く興味がないので、その辺りの高校のプールや体育館を借りてやれば十分だと思っている。
どうして、文化に関することを軽視して、スポーツばかりそれほど優遇するのか。いくらでも金があればそれでも良いだろう。しかし今の日本にそれだけの余裕はない。日本の将来のために、何に金をつぎ込むべきか。今賢明な判断が求められている。
(余談)
なぜ、記録計の誤差のようなタイムを競うのか理解できない。泳ぐのが速いのがいいのなら、マグロにでも金メダルをやればよいし、走るのが早いのがいいのなら、チーターか競馬馬にでもやればいいと思うのだが。また、強いのがいいなら、熊かライオンでも相手にすることだ。