マル鉄回顧録

鉄道写真・鉄道模型を始め、バスやトラックなど、乗り物中心のブログです。昔の写真はマル鉄鉄道写真館で再編集しています。

函館本線 山線 DD51牽引 旧型客車

2008-09-29 01:31:18 | 国鉄・JR機関車(ディーゼル)
こんばんわ。
また忙しい1週間の始まりです。今年のこの時期、例年に比べて格段に忙しいので、休んでも疲れが取れた感じがしません。むしろまた1週間?と考えるだけでもう疲れた感じがします。

さて、このところ新着ネタが乏しく、首都圏ネタも続きましたので、今日は思いっきり北に飛んで北海道のローカルな風景をお届けしようと思います。

時は昭和58年9月、人生で3度目の北海道への渡道です。高校時代に2回行っていますが、2回とも春休みだったので北海道で言えば真冬です。したがって、雪の無い時期の北海道は初めてであり、函館本線の山線に着地したのも初めてでした。





いずれも昭和58年9月6日 函館本線 小沢~倶知安間にて

最後のキハ82系を収めるべく出掛けた北海道撮影行でした。
既に国鉄に入社しており、長期の休暇は取れないため3泊4日の強行軍で、大沼周辺、この倶知安と、帰りがけに南部縦貫鉄道に寄っています。

当時は同行した友人と共に自動車の免許を持っていなかったので、徒歩テツしか手段がありません。倶知安から小沢までの鉄道距離10km強を、線路沿いに道の無いところを迂回しながらほぼ1日掛けて踏破しています。
何せ良い撮影ポイントを探しても列車が来ないのですから、時間が掛かるなんてモンじゃありません。

この区間の目的は特急「北海」でしたが、撮影できるのはキハ82系と183系の片道づつの2本だけ。あとはご覧のようなローカル列車のみです。

本線といえども直通客の殆どいない山線では、長距離普通列車もせいぜい3両編成です。ただ、郵便・荷物の輸送使命が大きく、必ず荷物車又は郵便車が連結されています。北海道の幹線では、どこもこのスタイルのローカル列車が走っていました。

当時は珍しくも無いDD51+旧客の編成ですが、今となってはよだれモンの光景ですね。
悲しいことといえばこの天気。東京を出てから帰って来るまで、1度たりとも止むことはありませんでした(泣)。

このとき、未だ発売間もないウォークマンなんて買えない私は、携帯用のテープレコーダーを持って、音楽を掛けながら雨止まぬ国道5号線を歩いていました。
スピーカーから流れる太田裕美の「九月の雨」が、上がらないテンションに追い討ちを掛けるように響きました。

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コメント (10)
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