こんばんわ。
今日もなんかテツの薄い日になってしまった・・・話題が少ないな・・・。
今日は貨車入換ネタからこんなのをご紹介。
平成20年10月11日 初狩駅構内で撮影
あいにく大宮操車場で撮った写真は無かったのですが、昨年Fe4撮影会で見つけたので撮っておいたものです。
錆がひどくて分かりにくいですが、「ブレーキシュー」と言って、貨車を外力的に止める道具です。
通常、貨車は1両ごとに手ブレーキを有しており、入れ替えの際は動力が無くても突放や散転(ハンプ入換)により勝手に動き、それに添乗してブレーキを掛けることが可能です。
しかし、もし入換手が飛び乗りそこなったり、ブレーキが故障した貨車が来たらどうなるでしょう?もちろん、暴走してポイントを壊して脱線又は他の貨車に激突と言うことですね。それを防止するために、ある程度の間隔を置いて、線路際に転がっているのがこの「ブレーキシュー」なんです。
この「ブレーキシュー」の使い道ですが、実は私の大先輩から聞いたところによると「非常用」ではなかったらしいです。昔々は各貨車に手ブレーキが付いていたわけではなく、通常の突放や散転(ハンプ入換)でもこれを使って連結したということです。これ、10キロくらいの重さはあると思うんですが、コレを両手に持って構内を走り回り、タイミングの良さそうなところで線路に置き、走ってくる貨車に咬ませて連結していたと。
そうは言ってもですね、この重たいヤツを持って走り回るのがどれだけキツイか。それに、外力的に制動する訳ですから、添乗してスピードの調整が出来るのと訳が違うのですよ。こんなのを使って入換していたなんて、実際に入換手として働いたことのある私でも信じられません。
私としては、不連結(いわゆる連結が出来ない状態でげんこつのままぶつかった状態になってしまうこと。)や制輪子が車輪に密着して外れなくなってしまったときに、このテツの塊である「ブレーキシュー」を巨大ハンマーの代わりに使うことくらいしかありませんでした。
← 今日は壊滅状態です。1票をお願いします!
ところで、この初狩駅のブレーキシューは転動防止用として線路に置かれているようです。まあ、コレを置いておけば、ブレーキを掛け忘れたとしても本線に進入する可能性は薄くなりますね。
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今日は貨車入換ネタからこんなのをご紹介。
平成20年10月11日 初狩駅構内で撮影
あいにく大宮操車場で撮った写真は無かったのですが、昨年Fe4撮影会で見つけたので撮っておいたものです。
錆がひどくて分かりにくいですが、「ブレーキシュー」と言って、貨車を外力的に止める道具です。
通常、貨車は1両ごとに手ブレーキを有しており、入れ替えの際は動力が無くても突放や散転(ハンプ入換)により勝手に動き、それに添乗してブレーキを掛けることが可能です。
しかし、もし入換手が飛び乗りそこなったり、ブレーキが故障した貨車が来たらどうなるでしょう?もちろん、暴走してポイントを壊して脱線又は他の貨車に激突と言うことですね。それを防止するために、ある程度の間隔を置いて、線路際に転がっているのがこの「ブレーキシュー」なんです。
この「ブレーキシュー」の使い道ですが、実は私の大先輩から聞いたところによると「非常用」ではなかったらしいです。昔々は各貨車に手ブレーキが付いていたわけではなく、通常の突放や散転(ハンプ入換)でもこれを使って連結したということです。これ、10キロくらいの重さはあると思うんですが、コレを両手に持って構内を走り回り、タイミングの良さそうなところで線路に置き、走ってくる貨車に咬ませて連結していたと。
そうは言ってもですね、この重たいヤツを持って走り回るのがどれだけキツイか。それに、外力的に制動する訳ですから、添乗してスピードの調整が出来るのと訳が違うのですよ。こんなのを使って入換していたなんて、実際に入換手として働いたことのある私でも信じられません。
私としては、不連結(いわゆる連結が出来ない状態でげんこつのままぶつかった状態になってしまうこと。)や制輪子が車輪に密着して外れなくなってしまったときに、このテツの塊である「ブレーキシュー」を巨大ハンマーの代わりに使うことくらいしかありませんでした。
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ところで、この初狩駅のブレーキシューは転動防止用として線路に置かれているようです。まあ、コレを置いておけば、ブレーキを掛け忘れたとしても本線に進入する可能性は薄くなりますね。