蝶になりたい

いくつになっても、モラトリアム人生。
迷っているうちに、枯れる時期を過ぎてもまだ夢を見る・・・。

憧れの不良!!

2013-07-05 | ファッション

不良って面白い。

朝の連ドラ、お目目きらきら清純派カワイ子ちゃんが、いきなりブリーチ不良になって出てきた。
不良の特徴がよく出ていて、演技の勉強、スタイリストの勉強、行動心理学の勉強になった。

服装、ヘアスタイル、持ち物、姿勢、歩き方、しぐさ、表情、・・・。
あんなかんじの子、いるいるいるいる。

かつてのバイト先にも、こんな子がいた。
中途半端な田舎(関西)から出てきて、ヒールみたいなサンダルみたいなのを引っ掛けて、
仕事はオカタイ仕事だった。
が・・・わたしは、あの子は、もう、あの職業は続けていないと思う。
仕事より、異性に興味を示すタイプ。
先天的なニオイを感じ、夜の商売に向いている。

彼女と同郷の、同じく、中途半端な田舎から出てきていた女の子が、もうひとり、同期でいた。
彼女は、ものすごく真面目で、一人っ子、跡取り娘さんだった。
同じ高校出身なのだが、こんなに違う?というかんじ。

ただし、地方色、年齢は同じ。

職業とか、不良とかとは関係ない面で、
わたしは、その不良テイストの女の子がキライだった。
わたしは、生理的に受け付けない。
たんに、嗜好の問題だ。
が、ついでに言えば、彼女の今後の生き方も充分予想できた。

類は友を呼ぶ。
同類が集まる。おなじニオイ。

わたしは、どちらかというと、汚いものよりも美しいものが好きで、
だらしないものよりも、きちんとしたものが好きだ。
向上心のない、拗ねたよう生き方よりも、目標を持った生き方が好きだ。

醜悪なものや、嘘や偽善、そういうものは人間には内包されていると思うが、
自分に限ってそんなことは決してないと、自覚していない、気付いていない人は、
「自分は純粋だ」と思っているだろうが、それもまた、同じぐらい醜悪だ。

こころが醜悪だからといって、格好、体裁、見かけまで不良になってもカッコよくない。
ダサダサだ。

同じ不良っぽい格好をしたいなら、カッコイイ不良を目指してほしい。
でも、「自称・不良」という人がいる。
自分で言っている段階で、もうアウト。
ださだださチャンピオン。

マニュアル小僧のように、絵に描いたような不良の格好をしている子、人は、
同類が同じような格好をしているから影響を受けたのだろう。

わたしは、まえに仕事で担当していた、とある(怪しげな)企業のオーナー社長から
「髪を金髪にしたら?」と何回か言われたが、無視した。
なんで、わたしが、そんな人の言うことを聞かなければならない?
やれやれと言われる度に、「そうですね~」と口先のみ同意。
ぜんぜん、そんな動きを見せなかった。

金髪のほうが意外に似合う人もいるが、わたしは、こころが動かなかった。
日本人で金髪なんて、おかしい。
そもそも金髪は、太陽の光りが充分当たらない場所に住んでいる人種が、
長い間かかって、そうなった経緯がある。
強力な太陽が長時間、当たらないせいで、色が白く、目が黒くない。
メラニン色素の関係うんぬん。
なので、わたしは、自然の摂理で、金髪にはならない。
意図して金髪にもしない。
日本人の特徴のひとつ、・・・薄くのっぺり、目が細く、肌は黄土色っぽく、・・・
で、金髪じゃあ似合わない。
あえて、わざと、
「はずす」「壊す」「崩す」「見た目を悪くする」「調和を乱す」「醜悪なものを取り入れる」
という美的アプローチも、アリだが、わたしはチョイスしなかった。
前衛芸術家には、絶対に向いていないタイプ。

ただでさえ、ゴワゴワなのに、これ以上、ブリーチして髪が傷むのが嫌、というのもある。

と、あと、典型不良ファッションについて、いくつか書きたい。
が、時間がないので、ここでやむなく終了。




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