蝶になりたい

いくつになっても、モラトリアム人生。
迷っているうちに、枯れる時期を過ぎてもまだ夢を見る・・・。

憧れ

2013-07-18 | 暮らし

ふと思う。

人生時間の中で占める割合。

仕事の時間と、私的時間。
義務時間と、自由時間。

頑張る時間と、リラックスタイム。
考える時間と、実行する時間。
計画する時間と、実践する時間。
緊張時間と、緩和時間。
有意義な時間と、無意味な時間。

食事、入浴、就寝などの、生活の基本時間と、
晩酌、テレビ、音楽、読書など、労働への再生産のための時間。

平日と、休日。

・・・・・・

就労経験は、大事だ。
転職するにも、それまでの経験を生かしたり、
あるいは、前職が採用のジャッジ基準に影響する。

新卒で、なかなか内定を受けられずに苦しんでいる人も多いので、
軽はずみはことは、言えないが。

一度、職を離れると、復帰するのは困難になる。
なので、できる限りは、勤め続けたい・・・・・と、まあ、これは理想ではあるが。

わたしが、非常に不思議なのは、
結婚を機に、仕事を辞めること。
男性も、そうしているか?
わたしは、あまり知らない。

子供が出来てからなら、まあ、わからないこともない。
辞めるとまではいいかなくても、休む。いわゆる産休と、育休。
でも、単身の身で仕事を辞めるというのは、
例えば、仕事の勤務体制、時間が不規則で、夫婦の時間に支障をきたすとか、
お互いの望む結婚生活が築けないとか、まあ、それならわからないでもない。

プロ選手の妻で、健康管理にかかりつけになる、とか、
家元や、歌舞伎役者の妻や、
相撲部屋の親方の妻で、おかみさんとして、しきらなければならないとか、
そういうのも、ありえる。

ひと昔前は、結婚相手の両親の介護とかのために、仕事を辞めなければならなかったりもした。

結婚を機に気分転換して、前の仕事、例えば、プロ競技選手やオリンピック選手など、
それを辞めるなんてこともある。
でも、ひと休みすると、また復活しているケース、あるいは、指導側に回ることが多い。


今は、専業主婦のいる家庭を維持していける男性は、どれぐらいいるのだろう?
夫婦共稼ぎでも、カツカツの家庭もある。
大黒柱の収入が多いと、安定した暮らしが営める。

ただし、収入が多いのは、なにも、偶然や、幸運だけではない。
なかには、不正をしている人もいるかも知れない。
そういう場合は、幸福の春は長くは続かない。
嫉まれたとしても、実はコツコツ努力をし、人の見えないところで頑張りを積み重ねている場合もある。

同じように努力をしているのに、花開かない人と、開く人がいる。
努力、成果は、はたして、まったく同じの質、内容なのだろうか?
本人の性質、資質も、まったく同じなのだろうか?

明らかに、劣っている人のほうが、評価され、
優れている自分のほうが、評価されない場合もある。
大企業の、大組織で、偉くなった人を、じーーーーっと、長年、観察した人がいる。
自分と、どこが、違うのか?

自分の才能に溺れて努力を怠る人は、大成しない。
これは、どの分野にも言えることだ。

揉み手で、ゴマすりをして、上の人に取り入るのではなく、(そういう人は、途中で頭打ち)
一生懸命、実直に、汗かいて努力している人が、可愛がられ、出世している。

別にサラリーマンではなければ、そんな大きな組織でなければ、
そういう例は、あまり参考にならないかも知れない。
もうリタイアしていたら、全然、関係ない話かも知れない。

が・・・・・

わたしは、努力する人が好きだ。
上昇志向、おおいに、けっこう。

あ、自分は、へろへろしているけれど。
自分は、縁の下の力持ちになるのが、憧れだ。
(なぜ憧れかというと、実際は、できていないから)

縁の下の、腐った厄介者にならないよう、日々、気をつけたいと思っている。

 

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