ふと思う。
人生時間の中で占める割合。
仕事の時間と、私的時間。
義務時間と、自由時間。
頑張る時間と、リラックスタイム。
考える時間と、実行する時間。
計画する時間と、実践する時間。
緊張時間と、緩和時間。
有意義な時間と、無意味な時間。
食事、入浴、就寝などの、生活の基本時間と、
晩酌、テレビ、音楽、読書など、労働への再生産のための時間。
平日と、休日。
・・・・・・
就労経験は、大事だ。
転職するにも、それまでの経験を生かしたり、
あるいは、前職が採用のジャッジ基準に影響する。
新卒で、なかなか内定を受けられずに苦しんでいる人も多いので、
軽はずみはことは、言えないが。
一度、職を離れると、復帰するのは困難になる。
なので、できる限りは、勤め続けたい・・・・・と、まあ、これは理想ではあるが。
わたしが、非常に不思議なのは、
結婚を機に、仕事を辞めること。
男性も、そうしているか?
わたしは、あまり知らない。
子供が出来てからなら、まあ、わからないこともない。
辞めるとまではいいかなくても、休む。いわゆる産休と、育休。
でも、単身の身で仕事を辞めるというのは、
例えば、仕事の勤務体制、時間が不規則で、夫婦の時間に支障をきたすとか、
お互いの望む結婚生活が築けないとか、まあ、それならわからないでもない。
プロ選手の妻で、健康管理にかかりつけになる、とか、
家元や、歌舞伎役者の妻や、
相撲部屋の親方の妻で、おかみさんとして、しきらなければならないとか、
そういうのも、ありえる。
ひと昔前は、結婚相手の両親の介護とかのために、仕事を辞めなければならなかったりもした。
結婚を機に気分転換して、前の仕事、例えば、プロ競技選手やオリンピック選手など、
それを辞めるなんてこともある。
でも、ひと休みすると、また復活しているケース、あるいは、指導側に回ることが多い。
今は、専業主婦のいる家庭を維持していける男性は、どれぐらいいるのだろう?
夫婦共稼ぎでも、カツカツの家庭もある。
大黒柱の収入が多いと、安定した暮らしが営める。
ただし、収入が多いのは、なにも、偶然や、幸運だけではない。
なかには、不正をしている人もいるかも知れない。
そういう場合は、幸福の春は長くは続かない。
嫉まれたとしても、実はコツコツ努力をし、人の見えないところで頑張りを積み重ねている場合もある。
同じように努力をしているのに、花開かない人と、開く人がいる。
努力、成果は、はたして、まったく同じの質、内容なのだろうか?
本人の性質、資質も、まったく同じなのだろうか?
明らかに、劣っている人のほうが、評価され、
優れている自分のほうが、評価されない場合もある。
大企業の、大組織で、偉くなった人を、じーーーーっと、長年、観察した人がいる。
自分と、どこが、違うのか?
自分の才能に溺れて努力を怠る人は、大成しない。
これは、どの分野にも言えることだ。
揉み手で、ゴマすりをして、上の人に取り入るのではなく、(そういう人は、途中で頭打ち)
一生懸命、実直に、汗かいて努力している人が、可愛がられ、出世している。
別にサラリーマンではなければ、そんな大きな組織でなければ、
そういう例は、あまり参考にならないかも知れない。
もうリタイアしていたら、全然、関係ない話かも知れない。
が・・・・・
わたしは、努力する人が好きだ。
上昇志向、おおいに、けっこう。
あ、自分は、へろへろしているけれど。
自分は、縁の下の力持ちになるのが、憧れだ。
(なぜ憧れかというと、実際は、できていないから)
縁の下の、腐った厄介者にならないよう、日々、気をつけたいと思っている。