蝶になりたい

いくつになっても、モラトリアム人生。
迷っているうちに、枯れる時期を過ぎてもまだ夢を見る・・・。

黒い腹の透明人間

2013-07-24 | 趣味

このごろ・・・

旅のことは、旅グログに(といっても、せいぜい1ヶ月に1回ぐらいアップ)
社交ダンスのことは、別のSNSに書いている。
そのSNSは、毎日チェックし、つぶやきや、日記を、気が向いたらアップし、
他の人のつぶやきに目を通し、時にはコメントしたりしている。

同じコミュ二ティに参加している人から、友だち申請されるままに、顔も知らないが友人になった。
で、現在、二人だけ友人になっているが、どうも、そのうちの一人は、リアル社会で顔も知っているようだ。
しょっちゅう姿を見かけるし、先日は、挨拶っぽい会話もした。

「暑いですね~」ぐらいだけならいいが、
もし、「あなた、○○さんですよね?」と話題を振ると、
「わたしは、○○で、あなたと友人なんです」なんて自己紹介するはめになる。
なので、その点には触れずにいた。
天候のハナシ、これは、無難でよろしい。

友人の友人たちにも、プロフィールに顔を載せている人が複数いて、
その中で、知っている顔も、踊ったこともある人も、何人もいた。

でも・・・
わたし・・・この蝶ブログをお読みになればおわかり通り、
わたしは、毒舌・辛口・えせ評論家なのだ。
自分は、できもしないくせに、すぐ、斜め目線で、批評家になってしまう。

なので、そのSNSのわたしのところに来てもらって、わたしの日記やコメントを読まれると、
とても嫌なのだ。
腹黒が、バレバレ。

社交ダンスは、にっこりスマイル、楽しく踊る場を共有する。
見るからに、おとなしそうなわたしなのに、
そんな、憎ったらしい人間だと思われると、わたし自身、やりにくい。

でもでもでも・・・
ついついコメンテイター癖が出てしまい、やぶにらみ日記、つぶやきを書いてしまう。
書かずにはおられない。

なので、どのパーティに行っても、「○○さんですか?」と、もし聞かれたら、
「はあ? なんのことでしょう?」と、とぼけようと思っている。

一方通行の透明人間のようなもの。
そのSNSでのわたしの友人は、あいかわらず、2人のまま。

自分がつぶやいたり、日記を書いても、読んでくれる機会に恵まれないのが、
ちょっと寂しいけれど、自分の病気のせいなので、いたしかたない。


それにしても・・・・・
実際に見て知っている人々が、自分のページで、つぶやいたりしていることって、
自分目線なんだなあ・・・とある意味、当たり前なんだけど、おもしろい。
すごい!! どんなにステキなんだろう、素晴らしいだろう!!というイメージも、
実際を知っていると、「昼間に見る、夜の商売の人」みたいなかんじで、ちょっとちがう。

文字、活字による想像って、自分で勝手に膨らませて、どんどん大きくなったりする。

社交ダンスなので、べつに、そんなことは、どうでもよく、
実際に踊って楽しんで、それでいいので、活字やイメージなどは、二の次。
パーティやイベント告知のために、有効活用しているようなもの。

それでいいと思う。

ただし、
わたしは、自己紹介する日は、来ないなあ・・・

と、自業自得的な予感が、日に日に膨らんでいる。

 

理想と現実を調整しそこなって、仲間の輪に、すんなり溶け込めない、分裂人間になっている。

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