枕草子 ちょっと一息
犬は何処へ
第四十七段は「馬は・・・」、 第四十八段は「牛は・・・」、 第四十九段は「猫は・・・」と、身近な動物がテーマになっています。
常識的な感覚からしますと、「猫は・・・」の前か後ろに「犬は・・・」というのがあってもよいような気がするのですが、全く無視されています。
もっとも、各段が極めて無造作に並べられているのが「枕草子」の特徴ともいえるのですが、どういう意図からなのでしょうか。
もちろん、現在私たちが見ることが出来る「枕草子」が、少納言さまが意図された順に配置されているのかといえば、そうでない可能性の方が高いのかもしれません。
現在発行されているものでも、当ブログで紹介させていただいている章段と食い違っているものがあります。
小さな順序の相違は別にしまして、全体を通して各テーマが順序立てられていなかったらしいことは確かなようです。
関連するテーマが数段続いたと思うと、全く違うものに移ったり、時系列的にも自由奔放に並んでいます。
少納言さまは「あとがき」にあたる部分で、原稿を突然に持っていかれてしまったようなことも書いておられますが、さて本当はどうなのでしょうか。
それにしても、「犬」は何処へ行ってしまったのでしょうか。
犬は何処へ
第四十七段は「馬は・・・」、 第四十八段は「牛は・・・」、 第四十九段は「猫は・・・」と、身近な動物がテーマになっています。
常識的な感覚からしますと、「猫は・・・」の前か後ろに「犬は・・・」というのがあってもよいような気がするのですが、全く無視されています。
もっとも、各段が極めて無造作に並べられているのが「枕草子」の特徴ともいえるのですが、どういう意図からなのでしょうか。
もちろん、現在私たちが見ることが出来る「枕草子」が、少納言さまが意図された順に配置されているのかといえば、そうでない可能性の方が高いのかもしれません。
現在発行されているものでも、当ブログで紹介させていただいている章段と食い違っているものがあります。
小さな順序の相違は別にしまして、全体を通して各テーマが順序立てられていなかったらしいことは確かなようです。
関連するテーマが数段続いたと思うと、全く違うものに移ったり、時系列的にも自由奔放に並んでいます。
少納言さまは「あとがき」にあたる部分で、原稿を突然に持っていかれてしまったようなことも書いておられますが、さて本当はどうなのでしょうか。
それにしても、「犬」は何処へ行ってしまったのでしょうか。
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