アナログ・レコード(LP)は聴いていて落ち着く。 定位、スクラッチ・ノイズ(針音)、周波数とダイナミックレンジが狭いというのはあるが、なんといっても滑らかな音は魅力的だ。<o:p></o:p>
CDやIpodなどデジタル・オーディオは歌詞もでるのもあり便利だ。手間も楽しみ、どこでも、持ち運びできる軽さ、ランダム・アクセスと編集ができ大量の曲が入るがレコードは不便なのが魅力だ。<o:p></o:p>
滑らかな音は、演奏会の体験に似ている。そのため、昔はできるだけ派手な音の装置がもてはやされたのかもしれない。今は、自然な音の出るシステムでレコードが楽しめる。懐かしさもあるが、Seon、Harmonia Mundiの古楽器(弦楽器が多い)はたまらない。<o:p></o:p>
欠点は音を聴くのといじる楽しさが両方あり、落ち着かないといえば落ち着かない。音楽を聴くのか音を聴くのかというジレンマがある。<o:p></o:p>
回るターンテーブルとアームを見ながら機械が音を出しているというのが分かるのが良い。 <o:p></o:p>