都市計画のアンケートが郵便箱に入っていた。内容は京都芸術センター(小学校の校舎利用の文化施設でカフェもあり楽しい http://www.kac.or.jp/ )の地元住民として利用と運営負担ができるかどうかというものだ。<o:p></o:p>
惜しむらくは、趣旨と目的がはっきりしない。「廃校利用による文化施設への転用実態等から、芸術文化による遊休施設の活用が地域や芸術に果たす役割」が目的とあり、アンケート内容との関係がどうもよく分からない。(恐らくは地元の利用率と補助の相関(弾力性)に関する調査ではないか)さらに、地元にだけなぜ聞くのか良く分からない。利用者にお聞きするのが良いようにも思える。更に、京都芸術センターでは、参加する団体のサポート・プログラムもあるので、施設の補助なのか、運営団体への補助なのかよく分からない。<o:p></o:p>
回収は郵便返送となっているが、インターネットのページでもあれば費用と手間の節約になるのにと思う。30年近くは昔、マスターのとき津軽でアンケートを2回行ったが、地元の町内会長とお話しして配布回収のご尽力を頂いた。おかげで町内も良く分かった。ポスティングとはいまひとつな感じを受ける。<o:p></o:p>
また芸術支援なら、ニッセイ基礎研の吉本さんの著作や「芸術の売り方――劇場を満員にするマーケティング ジョアン・シェフ・バーンスタイン」などを読むと良いだろう。<o:p></o:p>
都市計画は足と口と耳が基本だ。拙論はヒアリングが多いが、先ずは顔を合わすのが発想を生んだ。ご参考になれば幸いです。<o:p></o:p>