やっとと言うかとうとうと言うか畑のクサイチゴも終焉を迎えた。
去年は畑へ行き赤く色づいた実をさがして食べるのが楽しみだったが今年は食べきれないほどなった。
小さな実で採るとすぐつぶれ人に差し上げることはできないが手を加えることもなく毎日なってくれるイチゴを無駄にしないと決心するまではあまりなるのでひるんだこともあった。
腰をかがめて小さな実を全体にとげがある葉をかき分けて採る作業はうれしさもあるが時間がかかる。
それに種まきやら草引き。
食糧の野菜とり。
農作業には忙しい時期だ。
そのうえ採った実の処理。
ジャム作りは水分が多い実を半分ほどの量に煮詰めるのに1時間はかかる。
焼酎や酢につけるのは簡単だ。
余裕がある時はジャム作り。
ない時は焼酎や酢につける。
時々来る妹のきんかんは採れすぎた実をもらってはくれないが作ったクサイチゴジャムを手作りのカスピ海ヨーグルトに混ぜて食べるのが気に入り来たときは夏中食べられるのを楽しみにしている。
食べるのを楽しみにしてくれる人がいないよりいるほうがいいが。。
3週間ほどで作った保存食を撮影。
クサイチゴジャムを作るとき乾燥のナツメやかんきつ類の皮、焼酎につけておいた梅やナツメも入れるのでクサイチゴジャムでも少しずつ色が違う。
クサイチゴの処理で充分忙しいうえ畑ではヘビイチゴも旬。
ヘビイチゴはもっぱら焼酎漬け。
あまいクサイチゴの酢漬けだがどんな味の酢になるのか楽しみだ。
あまさの強いクサイチゴジャム作りは砂糖を多く使わなくていいのがよかった。
それにしてもクサイチゴもヘビイチゴも植えたわけではない。
2種とも繁殖力が抜群でクサイチゴはフキやミョウガの間にさえも肩を並べて侵入だしヘビイチゴは地を這う性質だけど草刈りすると日の当たらない草の根元で黄色い花を咲かせている。
地を這うヘビイチゴはまだしも50センチほどの高さになるクサイチゴは畑より駆逐したいが繁殖力が旺盛で片手間では草刈りできない状態になり3月より4月にかけてのクラフト展の時期に白い可愛い花が咲き会場へ生けて楽しんだりしているうちに実がなってから刈ろうという気持ちになった。
もう十分収穫させていただいたので刈っているが繁殖が早いぶん根は浅く刈るより引っこ抜いている。
それにしても2種類のイチゴは野生だ。
野山でこれだけ収穫するのは不可能に近い。
勝手に繁殖する草だけどやっぱし畑での豊作と言うべきか!!。
種を蒔いて作る野菜類は不作な種類が多いのに。
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