金崎城跡より細い道を歩いていくと断崖絶壁の場所に出る。
こんな場所でも戦争だとよじ登ってくるのかしらと妹のきんかんと話しながらながめた。
水軍関係の本をお互い4冊も読んできたからできる会話だ。
その場所よりふるさと歴史公園に再現された中世のお城が遠望できる。
去年はお城を意識してみてなかった。
同じく下の海岸からもお城が見えるのに見てなかった。
意識が変わると今まで見てなかったものが見えてくる。
妹のきんかんが作ったのは大きなサクラの幹を絶壁と見立てた”ひよどりごえ”。
”ひよどりごえ”は源平の戦いの時の戦法だが村上水軍の時代でも人ができないと思うことをしたものが勝ち残ったのだろう。
素材はクロマツ、アカメガシワ、梅。
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