からむし織の着物地が4月に手に入ってより手元に置いて時々眺めていたら暑い日が続き始めた。
とてもかるく肌触りもよさそうだ。
じーとながめていると白いみみの部分をいかすデザインをしたいと思い始めた。
着物を解くとハサミが入れられているのは肩の部分の数センチだけだ。
もう少し切って折り返すと面白い襟の形になりそうだ。
せっかくの着物地なので直線裁ちにしたい。
少しずつデザインが決まってきた。
布を裁ったが58センチ巾2枚、15センチ巾4枚。
15センチ巾2枚ともう2枚を19センチに切ったので左がわ部分を作った。
19センチ切って余った布で前後ろに位置をちがえてポケットとした。
襟の肩部分は22センチ開けて縫い止め左右の見ごろ部分は前後ろ10センチと12センチで縫い止め襟とした。
白いみみ部分をいかす方法として細編みでつなぐことを考えた。
仕上がりは丈55センチ、幅51センチ。
前後ろはなくどちらでも着られる。
ぽっけの位置と襟の止め位置を少しちがえているので2枚分の服まではいかないが違った着方ができる。
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