伯方島を中心として開く野外教室は今回で6回目なるが6月14日初日は一番遅い。
たんぼの中の一軒家が島のように感じ意識しないで毎回同じ場所を撮影していたがその場所を覚え意識して写し始めたが今回は苗が育ちすぎたんぼの水が見えなく草原の一軒家風になっていた。
来島海峡大橋を渡るときは毎回その機能美に感激するが今回は少し違っていた。
馬島手前より遠望できるらしい来島を必死でさがした。
来島は村上水軍の来島家のお城があった島だ。
伯方島を中心の野外教室を重ねるにつき自然な形で島文化を作ったであろう村上水軍のことが気になり始め今回は3週間で4冊の水軍関係の本を読んで行くことになった。
写っている3冊以外に大三島に伝わるつる姫伝説を題材にした小説も最後に読み歴史物は初めてだと言いながら妹のきんかんは知らないと創作はできないからと必死で同じく4冊読んだ。
4冊は読めど創作の糸口も浮かばず不安の中で開き直っての出発だった。
まずは下調べのため1か月前に行った村上水軍博物館へ急ぐ。
きんかんは楽しみにしていたその時代風の着物を選びに選んで着せてもらう。
少し冒険をして選んだ柄の着物だ。
撮影用に屏風まで設置されていた。
着物は寄付によるもので袖をその時代風に切ったそうだ。
帯も形造られていて着物はほんの2分ほどで着られる。
水軍になるにはそう簡単でない。
普通の鎧兜より軽くて20キロぐらいらしいが着せてもらうのはプラスチック製でも10キロほどで足,腕,胴用のパーツがあり兜、刀まである。
交戦中海に落ちればどうして泳ぐのかと心配だ。
博物館は下調べも含め2度目だが見落としている箇所もありよかったが創作につながるものはなく不安のままとにかく作業場になる鵜島へ向かう。
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