小さなサボテンの花に午前中は喜び、行く予定でなかったが急に思い立ち山小屋へ行って鍵を開けようとしたとき何かに呼ばれた気がして下を見るとサボテンの花より小さなオレンジ色の花一輪。
パチッと見上げている。
この花は2年前遠方より大切に運ばれいただいたヒメヒオオギで去年確認できなくもう枯れたと思いいただいた方に悪いことをしてしまったとの思いがいっぱいだったのでサボテンの花以上の感激だった。
物心ついた時より植物が好きで植物にかかわる思い出が多く文京区で花の店野草(イエツァオ)を営んでいるときも植物にさへすがっていれば生かせてもらえると思い続けながらやってきた。
本当に好きなものには思いも通じるし答えてもくれる。
その日も踏まれる場所に生え始めたツワブキを踏まれない場所に移植しなければと思いつつ日照り続きでやっと雨が降った後で思い立ちやってきて小さい花だけれどちょうど満開の時に巡り会えた。
金生町では食べる習慣がほとんどないツワブキだがフキとは違う美味しさがある食材だ。
一昨年より移植して増やし始めたのがもう今年は食べられている。
量は少なくなったがフキは固くなってしまったもののツワブキは次々とれる。
もちろん花も葉も好きだ。
ツワブキが呼んでくれたのか、ヒメヒオウギが呼んでくれたのか2年ぶりに一輪だけれど立派に咲いたときに巡り会えた。
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