私はまだ竹林が気になり”生首”の作品に続いて竹林を借景にした作品を作っているとき”できたー”と妹のきんかんの声。
きんかんも来る前の不安はうそのように次々と作品ができるようだ。
前方の能島との距離もかなり近くなった。
規模の大きな水軍城があったと言うが周囲720メートル。
小さな島にしか見えないが水軍にとっては海も陸のようなものだ。
陸のように行く手を阻む山や川がないだけ簡単に遠方へ行ける。
中国や朝鮮への貿易や倭寇として海賊行為もしていたと思う。
作品は”戦利品”
船に見立てた岩の上には戦利品が満載。
一番上にひっかけられているのは解いたキスリングの一部。
一部鮮やかなオレンジが目立つのはスキーバッグを解いたもの。
海藻やタケノコ、みかん類やニンジンにツワブキの葉。
来る前に畑で大きくなりすぎたアカメガシワを切り倒し剥いだ皮を持ってきたが塩水で柔らかくしたのをきんかんは使ってくれた。
それにしても潮の満ち干で刻々と地形が変わる海岸での作業は心せわしい。
アッと言う間に砂浜が表れきんかんが作業しているのに私は竹林での作業。
早く砂浜に行きたいと思いながらきんかんの作業風景を写す。
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